トップスとボトムスが双方同じシルエット。ストレート。ルーズ＆ルーズの組み合わせもIラインではあるが、ほとんどの場合タイト＆タイトを示す。I・A・Yシルエットの中で最も万能と言ってよく、ファッション初心者はここから入ることが多い。細身の人が必ずしもIシルエットを選択するというわけではないが、色によっては弱々しくなってしまう。例えばモノトーンコーデ。特に黒でまとめると大人っぽくなるため簡単にコーディネート可能。ところが黒は収縮色であるため細身の人はさらに細く見える。この場合の対処法としてはワンポイント（差し色）で有彩色を選ぶとよい。日本人は特にブラックスーツを着る人が多い傾向にあるが、シャツやネクタイで有彩色を入れてみると細身の強調が和らぐ。Iラインシルエットで気をつけたいのはビッタリしすぎないこと。特にヒップがピチピチの場合はスタイルが悪く見えるだけでなく清潔感もなくなってしまう。