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イリデッセンス(Iridescence)

読み方
イリデッセンス

光の干渉効果。光の干渉によって虹色に輝く光学現象。「玉虫調」「虹色」の意味。イリデッセント、シャンブレーとも言う。例えば真珠などの宝石は宝石内部に等間隔層状の構造を持っており、その層1つ1つに反射した光が宝石表面に異なる光で届いてプリズム効果を起こす。生地でも同じようなことが起こる。経糸と緯糸の色を変えた織物または色の違う糸を細かく配列した織物。細かいため一見無地生地に見える。見る角度を変えることで2色の濃淡に見える。3色以上使っている場合はその色の数だけ、あまり細かいとそのいくつかの複合色として見える。ギャバジンタイプ(混紡素材から作られる綾織り地(ツイル))に織られた玉虫クレバや、タフタ(極細の横畝)で同様の織り方をした玉虫タフタなどがある。
クローバーラペルやフィッシュマウスなど変わった型、狭いラペル幅、ボックスシルエット、シングル1ボタンなどを特徴とするコンテンポラリーモデルの背広によく使われる。
シャツの場合は、ドレッシーな印象を活かすように一枚で魅せるクールビズ、落ち着いたジャケパンスタイル用からカジュアルスタイルにも色気を少し追加したいときにはおすすめのアイテム