イタリアンカラーと聞くとフランスのトリコロールカラーのような国旗の色と思うかもしれないが、実際のところ大きく違うものである。そもそも、イタリアンカラーのカラーは色のことではなく襟のことだ。第1ボタンから襟先にかけて立ち上がっているスタンド襟のシャツやジャケットのことをイタリアンカラーと呼び、ワンピースカラーと呼ばれることもある。もともとセーターのカラーとして南イタリアのリゾート地で流行したが、現在ではシャツやジャケットにも取り入れられるになった。
イタリアンカラーは1つの生地で襟も作られているため、第1ボタンを外して襟を開いてもだらしなくみえない特徴がある。そのため、さり気なくセクシー感をアピールしたいときにはぴったりな種類だ。更に雰囲気を演出したいなら、第2ボタンも開けてみると良いだろう。
イタリアンカラーはセクシー感をアピールしたいときだけではなく、ちょいワル感をアピールしたいときや爽やかさをアピールしたいときにも使えるものだ。例えば、イタリアンカラーのポロシャツならば、爽やかながらもカジュアル感を演出できる。その上、定番デザインのポロシャツのように老けて見えることもないという魅力もある。