ラペル
読み方
ラペル
ラペルとは、服のカラーに続く身頃の折り返し部分のことだ。下襟とも呼ばれており、ラペルの形や幅などで雰囲気が変わるため、オーダースーツを作る上で重視すべきポイントとなっている。
ラペルにはさまざまな種類がある。具体的にはノッチドラペルやピークドラペル、セミピークドラペルなどの種類が挙げられます。ノッチドラペルはオーソドックスなタイプであり、ビジネスシーンから冠婚葬祭まで幅広く活用できます。流行に左右されるものではないからこそ、ラペル選びに悩んだのであれば、基本的にはノッチドラペルが良いでしょう。
また、ピークドラペルはフォーマルスーツによく採用されているタイプだ。華やかさや力強さを感じられるタイプであり、個性を出したいときにおすすめだ。なお、ピークドラペルよりも幅を1cm細くしたものはピークドスリムと呼ばれる。ピークドスリムに関しては、ノッチドスリムよりモードな印象にしたい場合におすすめだ。
ラペルの幅に関しては、レギュラーラペルとナローラペル、ワイドラペルの3種類に分かれる。ラペルの幅には流行があり、今はクラシックな雰囲気が流行であるため、少しワイド目がトレンドとなっている。また、全体のスーツのバランスも重要なポイントとなる。