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腰ポケットフラップ

読み方
こしポケットフラップ

ジャケットポケットについてるフタのことを指す。語源は旗がバタバタするという意味からとられた。基本のは角の丸い長方である。また、フラップの幅はラペルの下幅と合わせてあることがほとんど。ラペルが太いとフラップも太く、ラペルが細いとフラップも細くすることでジャケット全体のバランスが良く見える。本来フラップの役割はポケットの中に塵や埃が入って汚れてしまうのを防ぐためにある。ところが現代ではその役割よりも名残としてデザイン的に付いている。そもそもポケットに物を入れるとジャケットが崩れやすくなるため、ポケット自体が本来の役割を満たせずデザイン寄りなイメージ。フラップにもマナーがあり、ビジネスシーンでは出したままに、冠婚葬祭ではしまっておく。実はノーフラップと言ってフラップがないポケットもあり、フォーマルスーツに使用される。フラップがついているものであれば出し入れでどちらにも適用できる。フォーマルはイン、それ以外はアウトと憶えておくとよい。