「洗いざらしの、色のさめた」という意味。フェイド・アウトジーンズとも呼ばれる。ジーンズ本来の色、インディゴブルーのデニムを５回ほど水洗いした感じのジーンズ。色落ち感とともに、洗うことによって柔らかな履き心地を得ることができるもので、４０～５０℃の温度のお湯で１０～１５分程度洗われる。一方、漂白剤で脱色洗いをするブリーチアウト（ブリーチ）することで作られるブリーチドジーンズがある。したがってインディゴブルー（インド藍）の中間の感覚を狙って作られたものがウォッシュドアウト・ジーンズである。手入れで注意すべき点は「蛍光剤や漂白剤配合の洗剤を使わない」「お湯を使って洗濯しない」「直射日光に当てない」こと。ネットに入れて短時間で洗濯を終えて、風通しの良い日陰干しをおすすめする。コーディネートの鉄板は白シャツ。春秋ではさらにニットを合わせるとよい。また、トップスにオーバーサイズなどのボリューム感を持たせることでスッキリと着こなすことができる。