１９４０年後半から５０年代初めにかけて、イギリス空軍が着用していたウエスト丈のショートジャケットをモチーフとしたアウター。裾がベルト状になっているのが特徴的。現在ではスポーツ用品として取り扱われている。ウインド・ブレーカーと同じである。ただし、ウインド・ブレーカーは元々アメリカのJohn Rissman companyが販売していた商品名であり、徐々に一般名称となったもの（商標の普通名称化）。トレーニングウエアのトップスとして使用されることが多い。長袖で袖口にはゴムなどを使った絞りがついている。薄い生地が使われていて、低温化で着用することは想定せず保温よりは風を通しにくく軽くてかさばらない携帯性をよくしたものとしてつくられている。素材としてはナイロン製のものが多い。他には、小雨をしのげるよう生地の表面に撥水加工がされているもの、肌当たりを良くするために裏地をつけたもの、内部の蒸れを軽減するものなど機能性をさらにUPしたものもある。