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ウインザー・カラー
読み方
ウインザー・カラー
シャツの襟型で別名はワイドスプレッド・カラー、コンチネンタル・カラー。英国のウィンザー公、プリンスオブウェールズであるエドワード8世が好んで着用したシャツからこの名がついた。襟羽開きが100~120度前後のドレスシャツ。ブリティッシュ・スーツにはもちろんのことゴージ位置が高く襟幅の広いクラシコ系スーツとの相性も良い。ワイドスプレッドカラーの中でも90度前後の開き具合のものは、セミワイドスプレッドカラーと呼ばれる。このシャツに似合うネクタイの結び方は「ウィンザーノット」。これもウィンザー公の名前が付いている。ノット(結び目)がもっとも大きくなるネクタイの結び方で、輪を左右両側に作って結ぶところから、横に広い逆三角形の独特なノットの型ができる。襟羽の開き角度にマッチしている。太めのネクタイを選ぶとバランスが良い。
黒のニットタイ、サイドベンツの背広との組み合わせで1965年に流行したボンドルック(007シリーズのジェームズ・ボンドより)のシャツの襟型でもある。