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スーツの印象が大きく変わる!衿元のデザインについて

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年3月20日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(639日)
皆様こんにちは。 アクタ西宮店です。
本日は、スーツの襟元のデザインについてご紹介したいと思います!
各部の名称

まずは襟元の各部名称についてご紹介

①上衿(カラー)

衿の縫い合わせ(ゴージライン《③》)より上の部分

②下衿(ラペル)
衿の縫い合わせ(ゴージライン《③》)より下の部分
幅や形、カッティングなどでジャケット全体の雰囲気がガラリと変わります。
③ゴージライン
上衿(カラー)と下衿(ラペルの縫い合わせの部分)
流行によりその高さや角度が変わり、その変化によって雰囲気が変わります。
④衿穴(フラワーホール)
以前はここに花を挿していたためフラワーホールと呼ばれます。
現在では社章などをつける方がほとんど。
この部分の縫い糸の色を変えてアクセントにするのもお洒落です。
⑤AMFステッチ
襟元や裾廻りなどにAMFミシンといいう特殊ミシンで入れたハンドメイド風の縫い目。
高級感や存在感が増し、衿がきれいに見える効果があります。
※ついてないスーツもございます。
ラペルの形
①ノッチドラペル
シングルジャケットでは定番中の定番の襟型です。
ノッチとは「V字の切れ込み」を意味します。
下衿がひし形になっており、ゴージラインから剣先にかけてまっすぐになったもの。
上衿、下衿の切れ込みがV字に見える事からこう呼ばれます。
どんな場面にも活躍できる万能型で、オーソドックスなスーツを作りたい方には最もお勧めの襟型となります。
②ピークドラペル
剣先が上を向いて尖り、山頂のように見える事からこう呼ばれます。
ダブルジャケットやモーニングコートなどでは定番な少しスタイリッシュな襟型です。
最近ではシングルジャケットにピークドラペルといったシングルピークと呼ばれるスタイルも出てきています。
少し人と違う仕様にしたい方や、ドレッシーな雰囲気にしたい方などにはおススメの襟型です。
③セミノッチドラペル
ノッチドラペルに近い形ですが、剣先が若干上に上がった形です。
シングルピークや後述するセミピークほど目立たせたくはないが、ちょっとだけ変わった仕様にしたいなんてときにお勧めです。
④セミピークドラペル
こちらはピークドラペルに近い襟型です。
ピークと比べると少し剣先を水平に近づけたものであり、今あげた4種の襟型の中では一番見る事が少ない襟型かもしれません。
ピーク程上向きがあまりお好みでなかったり、一風変わったスーツで一目置かれたい、人と同じは嫌!と言う方はセミピークドラペルにしてみてください。
このように衿の形や幅の違いで雰囲気がガラリと変わることがお分かりいただけたかと思います。
どのようなシーンで着用したいスーツなのか、どういった印象を相手に与えたいのか、どんなテーマのスーツなのか。
などなどお話頂ければ、スタッフが適切なデザインをご提案致します。
ちょっといつものスーツと違う雰囲気にしたい方、是非挑戦してみてください!
それでは本日もご来店お待ちしております。