Loro Piana

皆様こんにちは。オーダースーツSADAアクタ西宮店です。

本日は『Loro Piana』について

1942年イタリアのクアローナにおいて、創業。

最高級ウールと最高級カシミアを取り扱い、最高級の製品を生み出す生地屋として登場しました。

1980年代には自社ブランドを立ち上げ、1990年代にはニューヨーク、ミラノ、ヴェネチアなどに直営店を進出。

「最高の製品のみを保証する」というポリシーを掲げ、キートンやブリオーニなどの世界的に最高クラスのスーツブランドに使用されていることからも品質の信頼性の高さがうかがえます。

またLoro Pianaは希少な繊維”ビキューナ”を取り扱う企業としても有名で世界トップシェアを誇っています。

※ビキューナって？

ビキューナとはインカの人々より”アンデスの女王”と呼ばれ崇められていたラクダやアルパカなどと同じラクダ科の小型野生動物です。

アンデスの高地標高4000M以上に生息し、飼育が出来ず1頭が生きる為に1ヘクタールの広さが必要です。

わかりやすい例でいうと東京ドームでは4匹しか生きられません。

そんなビキューナの繊維ですが、

　・全獣毛のなかで最も細く柔らかい

　・黄金色で光沢に富んでいる

　・希少価値があり、大変高価

といった特徴を持ち、”神々の繊維”と呼ばれます。

そんなビキューナなので、乱獲されてしまいあっという間に数を減らしてしまい、ビキューナ繊維の売買が禁止されるといった事態が起こりました

1994年ペルー政府がこの貴重な素材を市場で再導入するための国際パートナーを選定、それらを率いたのがLoro Pianaです。

現在もLoro Pianaはビキューナの保護に継続的に取り組んでいます。

ちなみにこのビキューナ繊維で作られたコートですが、数百万は下らないようです。手が出ませんね…

特長としてまず第一に上がるのが生地の風合い。

他のブランドとは一線を画すその手触りは思わず高級感を感じさせるものとなっています。

またLoro Pianaの生地はどちらかというと女性的な生地と言われ、スーツとして仕立てた際に、生地の柄や質感も相まって、高貴な大人の色気を醸し出してくれます。

名前の通り、春夏秋冬オールシーズン着られる生地です。

ライクラを織り交ぜた本格的なストレッチ生地

Super 120’s のオーストラリアンメリノウールを使用し、艶感、肌触りのよさを保ちつつ、驚異のストレッチ性。

タイトでドレッシーなスタイリングには最適です。

こちらも例にもれず実際触ってもらって良さがわかる生地になってます。

買うつもりが無くても、是非一度触ってみてください