Ermenegildo Zenga
この記事の内容は、
2023年1月31日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(656日)
2023年1月31日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(656日)
皆様こんにちは。
オーダースーツSADAアクタ西宮店です。
本日は『Ermenegildo Zenga』の生地についてご紹介いたします。
ちなみに読み方は『エルメネジルド ゼニア』です。
一度覚えると癖になり連呼した記憶があります。笑
まぁゼニアだけで十分です!!!
TROFEO (春秋冬)
トロフェオはオーストラリア産スーパーファインメリノウールの中からその年の最高品質も原毛だけを使って作られます。
生地表面には一級品の原毛からしかでない自然な光沢があり、しっとりとした触り心地でシーズン問わず着ることができると世界のビジネスマンから好評です。
Ermenegildo Zenga社主催のオーストラリア原料品評会で優勝トロフィーを授与された原料の中からさらに17.5ミクロンのみを使用することからトロフェオと名前が付きました。
TROFEO 600(All Season)
トロフェオにシルクを15%ブレンド。
生地表面にはきめ細やかなシルクの光沢が広がり、高級感のある素材となりました。
触り心地はかなりソフトで超軽量。
トロフェオに満足できない方には一押しの素材です。
TROFEO CASHMERE(秋冬)
トロフェオに世界最高級のカシミアを5%ブレンド
残り95%を占めるウールは高品質のトロフェオの原毛を使用しています。
トロフェオに比べ、表面は毛羽立っていて手触りや見た目が秋冬の生地らしいフランネル素材です。
TROFEO MOHAIR (春夏)
上質なモヘアを利用した夏の定番素材です。
ハリコシのある風合いに加えて、光沢感、清涼感が特徴です。
目付がしっかりしている割に涼しい弾力性のある素材です。
TROFEO DENIM (秋冬)
通常のデニムはコットンを原料としていますが、トロフェオデニムは100%スーパーファインウールを使っており、コットンデニムと比べるとソフトなタッチで見た目はウールとは思えないほど自然な外観になっています。
色止めの加工がしてあり、通常のデニムと比べて色落ちがしにくい素材です。
パンツとしての仕立てがおすすめですが、ジャケットや上下のスーツとしてもお仕立ていただけます。
HERITAGE (春夏・秋冬)
1930年代のアーカイブを紐解き、当時のデザインを忠実に再現しつつ現代風に再アレンジしたコレクションです。
オリジナル版よりも比較的目付が軽く、見た目以上の着用した時のドレープ感や軽さに定評があります。
伝統的かつクラシックなヴィンテージスタイルは幅広い年代に楽しんでいただける生地となっています。
TRAVELLER (春夏・秋冬)
その名の通り、出張や旅行で活躍する生地です。
ゼニアの生地の中でも珍しい経糸、緯糸ともに双糸で織られており、しっかりとして丈夫、さらに高度な防しわや摩擦加工で機能性を高めています。
TRAVELLER SILK(真冬以外)
混率はウール90%シルク10%
シルクの入っていないトラベラーの重さ280g、トラベラーシルクは240gと大変軽量な生地になっています。
シルクを混紡したことにより、シルク混らしいきれいな光沢があります。
きれいなツヤはありますが、トラベラーに比べるとしわになりやすい点は注意です。
CROSS-PLY (春夏・秋冬)
クロスプライはゼニアを代表するジャケット素材です。
ウールにシルク混、リネン混、カシミヤ混、コットン混など様々
ジャケパンスタイルで多くの人に愛されています。
麻100%などのジャケットに比べると清涼感は劣りますが、しわになりにくく使いやすい素材です。
ELECTA(秋冬)
ゼニアが英国向けに開発したのがこのコレクション。
イタリア風は英国には受けが悪く、英国テーラーの要望をうけ、この生地が誕生しました。
イタリア風の光沢を残しつつ、しっかりとした太い糸を使用しており、耐久性やしわへの耐性を実現しました。1929年より長く愛されてきている生地です。
LOOP (秋冬)
ゼニアの新作生地
ゼニアが生地を生産する上でこれまで廃棄していた余剰に取れた羊毛をブレンド、リーズナブル且つハイクオリティのコレクションに仕上がりました。
LOOP=循環という持続可能な生活や社会、環境問題への対策を求める世のなかに応えるテーマのコレクションとなっています。
綾織ミルド生地であり、素朴且つ比較的落ち着いた光沢感。
落ち着きながらもゼニアらしさを失わないラインナップとなっています。
TROPICAL(春夏)
ゼニアの定番春夏素材
オーストラリア産スーパーファインウールで平織りで仕上げており、軽くさらりとした清涼感に風合いの良さが特徴的です。
しわにもなりにくくゼニア入門編です!
TROPICAL JASPE (春夏)
いくつもの異なる糸を掛け合わせて生まれた新素材。
ウール・シルク・リネンの三者混のような表情のある杢糸調の表面ながらさらさらとしたクリアな触り心地が魅力で快適な印象のコレクションです。
AMEZING (夏)
新素材であるアメ―ジング
夏物の為、明るい生地もあるが、ビジネスで使いやすいダークトーン中心の展開
程よいナチュラルストレッチがかかっており、クールエフェクト加工も施されている。
元はAMAZING(驚くべき、素晴らしい)というスペルですが『AmEZing』というスペルはErmenegildo Zegnaの頭文字からインスピレーションされています。
COOL EFFECT(夏)
2010年登場。
高温多湿な日本には救世主のような存在に。
ゼニア本社工場の最新技術を駆使して開発されました。
太陽光を反射する特別なトリートメント加工が施してあり、体感温度の上昇を抑制します。
SHANG(春夏)
シャンはシルクロードのルーツであるかつての中国王朝の名前を語源とします。
ウールとシルクをブレンドすることで現代的かつ軽量なクオリティーを実現。
サマーツイルという織り方でシルクの高級感を高め、魅力的な素材に仕上がっています。
15 milmil 15(春秋冬)
クインディッチミルミルクインディッチと読みます。
一般的には15ミルミル
オーストラリアスーパーファインメリノウールの中でも15ミクロンで超極細・超繊細な糸を使用。
そのなめらかで柔らかな風合いはシルク100%やカシミアに匹敵するといわれています。
ゼニアの中で最もプレミアムな位置づけとなります。
同様に極細の繊維を使用したトロフェオが経糸双糸、緯糸に単糸なのに対して、15milmil15は経糸・緯糸共に双糸であることで、トロフェオの繊維より極細の繊維でありながらハリやコシを生み出しています。
以上、ゼニアの生地特徴でした!
これだけたくさんあるとなかなか覚えるのが大変です。。
個人的にはトロフェオ、15ミルミル、トラベラーを抑えとけばとりあえずいいと思います!
あとはお好みの生地柄等で選ぶのが一番です。
それでは本日もご来店お待ちしております。
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