手織りが生み出す風合いを

皆様こんにちは(o^―^o)冬本番が到来しスーツが活躍していますでしょうか

本日は冬の生地、イギリスの伝統的な手織り生地

ホームスパンのご紹介です。

Q、ホームスパンとは？

直訳すると、家庭で回す。手回しで毛糸を紡ぐことです。

イギリスの伝統織物で、生地としてはツイードもホームスパンの一種です

Q、特徴は？

もともと手織の、不ぞろいになった太い糸を使い、粗く平織に手織機で製織し、圧力や摩擦を加えずあえてふんわり感を出さない紡毛織物でした。　そのため素朴な味があり、多くの人々に愛用されてきました。　
現在ではこの風合いに似せて、糸を不ぞろいにし、上品な趣をもたせて紡いだ太番手の機械紡績糸を使い、手織り風に機械で織ったものがほとんどです。　

Q、ツイードとの違いは？

ツイードの場合は斜文織(綾織り）であるのに対し、ホームスパンは平織

実は、

ホームスパンの発祥地イギリスでは産業革命による機械化が早い時期から進み、ホームスパン産業は衰退している。実はホームスパンを産地化している地域は日本で唯一岩手県だけである。国内ホームスパン総生産量の約８割が岩手県で生産されているのです。

手のぬくもりを感じられる素朴な生地

日本の産業にも精通したホームスパンは軽くて丈夫な生地です

Q、ホームスパンのメリット

素材そのものの手触り

とても素朴で手作り感がある

粗くカジュアルな雰囲気

暖かみがある

Q、ホームスパンのデメリット

肌に触れるとキシキシする感じがある

蒸れやすい物もある

冬の1着に加えてみるのはいかがでしょうか

お客様へお願い

スーツお仕立ての際、デザイン決めや採寸に1時間ほどお時間を頂いております。

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汚れによってはプレスをしてしまいますと（熱を加えると）落ちなくなる汚れもございます。

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