シャンブレー・シャツ
2023年6月1日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(533日)
今回は『シャンブレー』という生地を使った自身のシャツが出来上がってきましたのでご紹介していきます。
シャンブレー生地とはタテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を使って平織りにした生地です。
表面に少し白く見える 霜降り効果があり独特の風合いがあり、シャツとして仕立てた「シャンブレーシャツ」が代表的で、メンズファッションに取り入れられることが多く、
また、グレーやベージュなどさまざまなカラーがありますが、デニム生地のようなブルーカラーが主流です。
SADAのシャツでは明るいブルー、ミディアムな明るさのブルー、ライトグレーの3色展開しています。
また霜降り状のムラもシャンブレーの特徴です。このムラ感も「シャンブレー効果(シャンブレーカラー)」と言われるほど、シャンブレー独自のものといえます。
シャンブレーには、デニムのようなカジュアル感がありつつ、どこか上品に見える品のよさもあります。
シャンブレーのシャツはフォーマルな場面はもちろんですが、セミフォーマルやビジネスカジュアルでも着れますし、シンプルなコーディネートに存在感を出してくれます。
今回のシャンブレーのシャツは衿と袖をクレリック仕様にすることで少し変化を持たせたデザインにしています。(クレリックはオプション料金¥1.100です)
シャンブレーの素材はフランスのカンブレー(Cambray)という町が発祥だといわれていて、
このCambrayが語源となり、英語でシャンブレー(Chambray)と呼ばれるようになったそうです。
当時、フランスのカンブレーには司教座聖堂が置かれており、聖職者のワークウエアとして使われていたとされたといわれています。
薄手で軽く通気性がよくソフトな肌触り、丈夫で動きやすいことからワークウエアとしても優秀であったからだと思われます。
シャンブレーシャツの魅力の一つは薄手なのに生地面に奥行きのある風合いがあるのが、シャンブレーの大きな魅力です。
生地自体にナチュラルなテイストがあるため、シャンプレーシャツ1枚でシンプルに素朴な雰囲気のあるカジュアルなコーディネートとしても使えますし、スーツなどカッチリとしたアイテムに合わせることでシックで上品なテイストを加えることも出来ます。
SADAのシャンブレー素材の場合は釦を白系統にしていただきスーツやジャケットのインナーとして着ていただく、またオプションにはなりますが釦の色を変えたり釦ホールやボタン付け糸に色糸をお使い頂き衿型も『カッタウェイ』や『スキッパーボタンダウン』に変えることでカジュアルな着こなしにしていただいたり同じ生地でもデザインを変えることで色々なスチィエーションで楽しむことができます。
上記の写真のシャンブレー素材は綿50%、ポリエステル50%で形態安定機能があり。
お仕立て上がりがオプションを付けない場合¥9.790(税込)になります。
クールビズの季節に今年は是非シャンブレー・シャツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。