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ワイド・ピッチ・ストライプ

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年6月22日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(512日)

千葉駅前店です。

今回はワイド・ピッチ・ストライプの生地をご紹介いたします。


ワイド・ピッチ・ストライプとは何かというとストライプの間隔が広く設定されている生地のことです。

ストライプの幅の広さが違うと出来上がりの印象が大きく変わるので、生地を選ぶ際はストライプのピッチにもご注意ください。

ストライプの幅が広がるとストライプの印象が強くなり、インパクトが大きくなります。

因みに上の写真の生地のストライプのピッチ幅は2.5cmピッチになります。

この写真の生地は『ANGELICO』という生地メーカーで

ANGELICO社は1955年にイタリア・ビエラにて創業、紡績-織り-染色-整理まで一貫して自社で生産を行っています。
ANGELICOの素材は、クオリティの高さ、コストパフォーマンス、環境に配慮された安定した生産背景という点が非常に欧米で評価されています。近年は生地の開発やトレンドとクラシックのバランスのとれた色柄の提案に強化を図っており、品質・安定性に加えてデザイン性も高くなったのでハイブランドからも注目を集めています。
原毛は、オーストリア・メリノウールを主体にSuper 100’SからSuper 150’Sまでを使い分け、メンズスーツ素材向けに高級ウーステッドを生産しており、柔らかく滑らかで発色の良さが特徴的なイタリー素材で、明るくインパクトの強い品揃えとなっています。

価格はシングルスーツのお仕立て上がりで¥64.900(税込)になります。

また、ストライプスーツは、着ている人を男らしくスタイリッシュに見せてくれる効果が見込めます。
そのなかでも、印象を大きく左右するのがラインの間隔です。
間隔が狭く細いストライプは、繊細でドレッシー、洗練とともに若々しく、誠実な印象となります。

逆に、写真のようにラインの間隔が広いストライプは、華やかで力強い。信頼感やリーダーシップ、風格がグッと増して見ます。

上の写真のスーツは2cmピッチのストライプのスーツです。
現在はこの生地は取り扱いがないのですがワイド・ピッチのストライプの生地で仕立てるとこのような雰囲気の出来上がりになります。

最後にワイドストライプのスーツを着ていただく際にはコーディネイトに注意いただきたいと思います。

ストライプのインパクトが強いのでシャツやネクタイが大きな柄をあわせてしまうとそれぞれの柄が喧嘩をしてしまい。ガチャガチャとした印象になってしまいますので、シャツは無地か無地に近い小柄で大きな縞のストライプは避けたほうが良いかもしれません、ネクタイもあんまりキツイ大きなストライプ柄ではないほうがスッキリ見えると思います