スーツの知恵袋⑦
2021年2月2日当時のものです。
公開から3年以上経過しています。
(1368日)
こんにちは!
今回の知恵袋はストライプの種類についてです。
ストライプはストライプでも様々な種類があります。
『チョークストライプ』
チョークストライプとは、チョークで引いたように輪郭がかすれたストライプのことです。
ブラックやネイビー、グレーなどの生地に白い線で引かれているのが一般的です。
秋冬用のフランネルスーツに多く用いられています。
線が太く、間隔も広い為相手に強い印象を残せるのが特徴。
なかでも濃いネイビーに白いチョークストライプが入ったスーツは、
ロンドンやニューヨークの金融関係者が好んで着る事からバンカーストライプと呼ばれており、
信頼感を演出できるとされています。
ストライプの存在感が強い為、着こなすときはシャツやネクタイは
シンプルにするとまとまります。
『ピンストライプ』
ピンストライプは、針で穴を開けたように小さな点を連ねて構成されたストライプです。
線の細に加えてストライプの間隔も狭く、スマートな印象を与えます。
ストライプの中では最も控えめで、遠目からでは無地に見える場合もあります。
それほど主張が強くないのでビジネスシーンにもマッチします。
明るい色から暗い色までどんなトーンにも合わせやすいです。
イギリスにおいてはネイビーに白いピンストライプが入ったスーツが
ビジネスにもっともふさわしいと言われています。
一方、グレーの生地に白いピンストライプが入ったスーツは
少しカジュアルな印象になります。
『ペンシルストライプ』
鉛筆で線を引いたような細いストライプのことをペンシルストライプと言います。
ピンストライプよりは線がハッキリしていますが、どちらかと言えば控えめなストライプで、
スタイリッシュな印象になります。
ストライプスーツの中でも最も普及しているのがこのタイプです。
また、ピンクやパープルなどストライプの色にもバリエーションがあります。
グレーに生地にライトグレーのストライプ、ネイビーの生地に白いストライプの
組み合わせが多いです。
渋めの色の生地をベースにシャツやネクタイの色をまとめると上手く着こなせます。
『オルタネートストライプ』
オルタネートとは「交互の」という意味です。
オルタネートストライプとはその名の通り、色や太さが違う線が
交互に配置されているストライプです。
異なる色が仕様されているため華やかな印象になります。
スーツの限らずドレスシャツにも採用されているデザインです。
ビジネスシーンで着用する場合は、ネイビーやグレーなどの濃いめな生地を選ぶと
比較的落ち着いた印象になってなじみます。
また、白いラインにピンクやブルーなどのカラーをアクセントのすると
華やかな印象になってきます。
ビジネスシーンだけではなく日常使いも出来るストライプです。
今回はここまで!
次回の知恵袋もお楽しみに^^