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裏地の役割

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年4月26日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(602日)

皆さんこんにちは!!

今回は、スーツの裏のデザインとして使われている

『裏地』について紹介しようと思います!

ーーーー目次ーー

・裏 地 と は

・総 裏

・背 抜 き

・最後に



ー ー 裏 地 と は ー ー

スーツの裏地には、以下の役割があります。

・表地の補強や型崩れ防止

・着用時の摩擦軽減

・スーツ内の保温や吸湿

また、裏地には『背抜き』『総裏』といった

2種類の代表的なデザインがあります。

それぞれの特徴や役割について見てみましょう。




-- 総 裏 ー ー

『総裏』とは、ジャケットの裏全面に

裏地が入っているデザインです。

本来は、総裏仕立てが基本とされています。

表生地が汗や擦れなど汚れによるダメージを

防ぎ、厚みを持たせて美しいシルエットを

作り出すのにも役立ちます。

また、保温性・保湿性にも優れている為、

秋冬用のスーツに適しています。

私個人としては、脱いだ時にもお洒落なので

おススメのデザインです。




ー ー 背 抜 き ー ー

『背抜き』とは、肩や背中の上部を除いて

裏地が省かれているデザインです。

裏地がない分、通気性に優れていて

春夏スーツに多く採用されています。

欧米のスーツではあまり見られないデザインで、

暑い日本の夏に適したものだと言えるでしょう。

ただ、背中部分に裏地が入っていない為、

表地と背中が直接こすれたり、

表地が汗を吸ってしまいやすいので、

総裏のスーツに比べると傷みやすいという

デメリットがあります。




―――最後に―――

私は、春夏も秋冬も【総裏】を適用しています。

理由としては、スーツ本来は総裏である事や

表地を長く綺麗に保つためです。

皆様も、自分の好みに合わせて

世界に一着しかないオリジナルスーツを

仕立ててみましょう!!