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裏地選びのポイント
2023年5月28日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(636日)
皆さんこんにちは!!
今回は、裏地を選ぶ際に押さえておきたい
ポイントをいくつか紹介していこうと思います!
目次
裏 地 に 使 わ れ て い る 素材
裏地には、沢山の繊維のものがあります。
ーーポ リ エ ス テ ルーー
裏地の多くは、安価で安定性の高いポリエステルの
素材が使用されています。
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ーーナイロンーー
ポリエステルよりも高い強度をを持つナイロン繊維は、
摩擦耐性も強く強度が高い素材です。
ーーシルクーー
裏地の最高級ランクに位置されているのは、
シルク繊維です。
滑らかな肌触りと、光沢感が最大の特徴です。
機能面でも、保温性に優れ、糸の強度も高い事から、
最高級な仕上がりとなっています。
ーーキュプラーー
キュプラの特徴は、繊維が丸く、
滑りのいい表面なので、肌通しがかなり良くなります。
さらに、吸湿性と放湿性を持ち合わせているので、
汗を素早く吸収してくれます。
なので、べたつく事も無く、暑い夏でも
不快に感じる事は無くなるでしょう。
キュプラもシルクと同じく
裏地に適した機能をたくさん持っているので
高級スーツの裏地にも使用されています。
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裏地を選ぶ際のポイント
裏地を選ぶ際に、先程の各繊維の
特徴を踏まえて頂くと、
いい裏地選びが出来ます。
例えば、スーツには背抜きと総裏というデザインがあります。
総裏の場合は、キュプラなどの放湿性のある裏地がよいでしょう。
ポリエステルやナイロンなどの放湿性の無い裏地を選ぶと
どうしても汗がこもってしまいます。
そうすると今度は、表地にも湿気が移ってしまい
スーツの寿命が縮んでしまう場合があります。
スーツを長く綺麗に保つためにも
裏地選びはとても重要な所になります。
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最後に
皆さんいかがでしたか?
普段は気にしない裏地にも、
さまざまな種類があり
何を付けるかによってそのスーツのモチや
機能性も変わります!
オーダースーツSADAでは、
「ポリエステル」と「キュプラ」と
「ポリエステル・キュプラ混合」の
三種類の裏地を御用意しております。
中には、柄が入っているお洒落な裏地も御座います。
通常着ている時に裏地は見えないので、
思い切って柄の強い裏地を選ばれても
新鮮な気持ちでスーツを着れるのでいいのかもしれませんね!
私のおススメは、キュプラの裏地です。
ポリエステルに比べると
着心地も通気性なども、かなり変わってきます。
皆様の是非、キュプラの裏地を
お試ししてはいかかでしょうか?
皆様のご来店、心よりお待ちしております。