春夏物。
この記事の内容は、
2020年6月18日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1613日)
2020年6月18日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1613日)
スーツの生地には大きく分けて2種類あります。
『春夏物』と『秋冬物』。
よく「春夏物の方が薄いの?」と言われることが多いのですが、答えとしてはそうでもありそうでもないといった所です。
違いとしては『生地の作り方』にあります。
店頭で説明する時はこんな柄の生地を使います。
『格子柄』です。
この柄が説明しやすいのでよく使っているのですが、春夏物の生地を拡大するとコレに近い見た目をしています。
タテとヨコに交互に糸を入れて生地を作ります(平織と言います)が、その四角形の部分は空洞です。
そしてその空洞は風が通る部分になります。
つまり、春夏物とは薄さもありますが『風を通しやすい生地』とイメージして頂いても良いかもしれません。
『平織』=春夏物と言うわけでもないのですが、大まかな所を知って頂けると幸いです。
※かなりざっくりとした説明になりますので、完璧な解説ではありません。
「大体こんな感じ」と思って頂ければと思います。