大切なパーツです。
この記事の内容は、
2020年4月28日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1664日)
2020年4月28日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1664日)
出来上がったスーツをお納めする際、たまにこのようなご質問を頂くことがあります。
「スラックスの裾の先で生地がはみ出ている」と。
左下の部分の成るのですが、拡大するとこんな感じ。
ストライプの柄が真横に入っているので一目瞭然。
実はこちらは仕立て不良でもなんでもなく、『靴擦れ布』と呼ばれているスラックスの補強布になります。
ちょうどかかとの辺りに付いているもので、歩いている時など靴とスラックスが擦れ合うのを防ぐことが目的となっております。
無くても困ることはありませんが、せっかくの一着なので長持ちして欲しいもの。
たまにスーツには謎な仕様が備わっている事がありますが、ちゃんとした意味はありますのでその辺も楽しんで頂けると幸いです。