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『Super〇〇〇』の話
この記事の内容は、
2022年10月24日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(852日)
2022年10月24日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(852日)
こんにちは、SADA郡山店です。
今日は生地の事に関して少し触れてみたいと思います。
最近、成人式用のスーツやビジネススーツでも「光沢がある生地が欲しい」とリクエストを受ける事が多くなりました。
生地の光沢の出し方は素材によりけりなのですが、今日はその中のひとつをご紹介してみたいと思います。
スーツやスーツの生地を見ていると、このような表記がされているものを見かけます。
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この『Super〇〇〇』という表記です。
この表記は生地になる前のウールの繊維の細さを表しているもので、数字が高ければ高いほど細い糸というものになります。
ちなみに数字が高いほど繊維が細くて上質と言われており、『高級感のあるツヤのスーツ』や『より柔らかで着心地の良いスーツ』といったものが仕上がるようになります。
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同じ黒無地で、左が通常の生地、右がSuper100の生地です。
分かりにくいかもしれませんが、右の方がちょっと光沢が強めです。
ですので、光沢のある生地がお好みの方はこの辺の『素材』の部分も気にしてみるといいかもしれません。
ちなみにこの数字、『110』『120』『130』『140』と数字が上がり生地の雰囲気も変わるので見比べてみるのも面白いです。