濃淡で雰囲気が変わるブルースーツの着こなし術!合わせたいアイテムや着用シーンも紹介
H様
2021年11月5日当時のものです。
公開から3年以上経過しています。
(1143日)
ビジネスシーンにおける定番カラーとして「ネイビー」は有名ですが、それ以外にも同色系カラーのスーツとして、「ブルー」や「水色」などが挙げられます。誠実さや知的さ、若々しさを演出できるブルー系スーツは、色の濃淡によってその印象が変化するため、「どのような印象を与えたいか」「自分にはどの色が似合っているのか」という点に基づきスーツを選ぶとよいでしょう。
この記事では、ブルー系スーツの特徴と色の濃淡による違いについて、またブルー系スーツに合わせたいアイテムや着用シーンについても紹介します。
みなさんこんにちは広島並木通り店です
今回はお客様のスーツのご紹介です。
H様
スタイリストから一言
H様、この度はご利用ありがとうございます。
筋肉質な細身な体でとてもお似合いでした。
裏地のペイズリー柄もさりげないオーダー感が出ており、気に入っていただけました。
撮影もご協力いただきありがとうございました。
スタッフ一同またのご来店をお待ちしております。
ブルースーツがもつ特徴
近年、ビジネスシーンで着用する人が増えているブルーのスーツは、着こなしによっては、落ち着いた印象や品格のある雰囲気を表現できます。主に、メンズのブルー系スーツが持つ色の特徴としては、「誠実」「知的」「尊敬」「信頼」などの印象が挙げられるでしょう。
中でも「ネイビー」は、打ち合わせや商談におけるプレゼンまたはスピーチの場面で着用すると、信頼感を高める効果が期待できます。20〜30代のフレッシュさや、誠実感を見せたいビジネスマンにもおすすめのカラーです。
また、ブルー系のスーツには、ストライプやドットなどカジュアルな柄が合い、スタイルの幅を季節に合わせられるという魅力もあります。アイテムとして、暖色系・同系色のシャツやネクタイも合わせやすいでしょう。
ブルーの濃淡による違い
幅広い濃淡さを持つブルーは、スーツカラーをどう選ぶかにより、季節感のある着こなしやさまざまな表現を楽しむことができる色です。ここでは、季節に応じたおすすめのブルーカラーと着こなし方について紹介します。
春夏におすすめの青
春夏シーズンには、季節感を感じさせる青みの強い生地、爽やかさを印象付ける水色や空色を選ぶとよいしょう。涼しげで清涼感あふれる色味が春夏にぴったりです。
また、淡いブルーに濃い色合いのシャツやネクタイを合わせることで、全体のバランスがきれいにまとまります。ベスト付のスリーピーススーツにすれば、暑くてジャケットを脱いだ時でも、シャツ×ベストスタイルとしておしゃれに見えるでしょう。
秋冬におすすめの青
秋冬には濃い色味のブルーで、春夏とは対照的なイメージを演出してみましょう。濃い色味にツヤ感が加味されれば、柔らかい印象を与え、大人の雰囲気をかもし出せます。主張が激しくならないように、スーツの柄はさりげないストライプ柄や無地がおすすめです。
着こなし方としては、シャツの色をシンプルな白、または水色で合わせると、色が濃いブルーのスーツでも爽やかな印象となります。柄モノを加える場合はきれいにまとめるために、スーツ・シャツ・ネクタイのいずれかについて、無地のもので合わせるとよいでしょう。
オールシーズンでの青
ネクタイ着用時、またはノーネクタイの時を考えると、オールシーズンで違和感なく楽しめる濃紺と青の中間色がおすすめです。スーツの生地ブランドによってはコレクション生地が出ているので、参考として素材を確かめておくのもよいでしょう。
ブルースーツに合わせたいアイテム
ブルーのスーツコーデにおける3つのポイントとして、「シャツ」「ネクタイ」「靴」が挙げられます。
ここで紹介するのは、ワンランク上のブルースーツスタイルが実践できる、各種おすすめアイテムについてです。
「同系色」または「白色」のシャツ
シャツについては、同系色または無地の白シャツがスーツの色を引き立ててくれるのでおすすめです。太めのストライプ柄、またはチェック柄のシャツを選ぶと落ち着きがない印象になってしまいます。ブルー系のスーツスタイルはスタイリッシュなイメージなので、シンプルなカラーでまとめる方がよいでしょう。
なお、同じブルー系のアイテムを選ぶ時は、淡い色のものを選ぶと派手にならず統一感が出せます。
与える印象を意識したネクタイカラー
Vゾーンの顔ともいえるネクタイの色に応じて、印象はガラリと変わります。着用シーンを見極めて色を選ぶことが大事です。
例として、顔まわりが引き締まったように見せられるのが、無地ネイビーのネクタイとなります。
また、クラシカルで落ち着いた雰囲気を演出するボルドーも、ネイビースーツと相性が良いネクタイカラーです。
他にも、鮮やかなブルー系スーツにはくすみのある色がよいでしょう。赤味を抑えたネクタイはブルー系スーツの色を引き立ててくれます。
「黒」または「ブラウン」の靴
スーツスタイルに欠かせないアイテムである靴は、ブルー系スーツ着用時には落ち着いた色を選びましょう。ビジネスシーンの着こなしとしてふさわしい見た目になります。
高級なブルー系スーツを着用する場合は、黒い靴にするとまとまりが出るでしょう。また、ブルー系スーツとの相性が良いブラウンのレースアップシューズを合わせると、クラシカルな品格を演出できます。
しかし、明るい色のキャメルなどはブルー系スーツの鮮やかさを台無しにしてしまうので、避けた方がよいでしょう。
ブルースーツを着用したいシーン
あるアンケート結果によると、好きな色ランキング1位として挙げられるのは「青色」です(※)。ランキング上位のうち5位までの順位は、1位「青色」、2位「ピンク」、3位「緑色」、4位「赤色」、5位「水色」となっています。
多くの人が好印象を抱いている以上、やはり青色のスーツは、1着は持っていたいスーツといえそうです。ここでは、シーン別で映えるブルーのスーツスタイルと、近年注目されているファッションの一つ、セットアップの特徴について紹介します。
※出典:https://iro-color.com/questionnaire/result/color-likes.html
ビジネスシーンでのブルー系スーツ
無地のブルー系スーツスタイルは、ネイビーカラーを筆頭としてビジネスシーンに最適でしょう。スタイリッシュで誠実感のある見た目が、印象を良くしてくれます。年齢、役職を問わず着用できるカラーなので、相手にどのような印象を与えたいかは青の濃淡で決めるとなお良いでしょう。
フォーマルシーンでのブルー系スーツ
生地にツヤ感があると落ち着いた色でも主張が強くなり、おしゃれに見えます。ドレスコードがある場合など、フォーマルシーンでは「タキシード」スタイルが合うでしょう。蝶ネクタイとの色合わせも楽しめるツヤ感のあるブルー系スーツは、パーティーやイベントに最適なファッションです。
一方で、お葬式での着用は不可となります。突然の訃報を聞き急いでお通夜に向かった場合、その限りではありませんが、その後の葬儀では黒の礼服を着用しましょう。
セットアップとスーツの違いとは?
一見同じように見えるスーツとセットアップですが、それぞれの違いとして、セットアップは上下別売りで販売されており、スーツの場合はセット販売となっています。また、使われている素材も異なり、スーツは「梳毛(ウーステッド)」が主流で、セットアップは「紡毛(ウーレン)」で織られているものが多いのです。
その他にはデザイン・形状の違いもあり、セットアップはジャケットの着丈が短く、ポケットについてはアウトポケットか、小さい形状が一般的です。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
ブルースーツはもちろん、さまざまな生地素材やサイズのカスタマイズに対応している「オーダースーツSADA」。自社工場によるマシーンメイドの本格フルオーダーでスーツを制作しています。
生地素材は100種類以上。お客様一人ひとりの型紙から作り上げ、カスタマイズして相談しながら制作していく方法でありながら、工場直販による圧倒的なコストパフォーマンスをも実現しています。
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担当スタイリスト | 松田 |