チェック柄のスーツを着こなすポイントは?相手に与える印象も解説します
F様
2021年7月19日当時のものです。
公開から3年以上経過しています。
(1217日)
チェック柄とは、さまざまな種類のチェック柄を総称した呼び方で、細かく分けると個性豊かなチェック柄が多数存在していることが分かります。使い分け方や相手へ与える印象を変えたいなら、それぞれのチェック柄の特徴を知っておくのがおすすめです。この記事では、スーツのチェック柄の種類や特徴について解説していきます。
★お客様コレクション★
みなさんこんにちは広島並木通り店です。
今回はお客様のスーツのご紹介です。
F様
スタイリストから一言
F様、この度はご利用頂き誠にありがとうございます。
こちらのスーツとネイビーのチェック柄の
スーツ2着お仕立ていただきました。
程よいゆとりのあるスーツはとてもお似合いでした。
撮影もご協力いただきありがとうございました。
スタッフ一同またのご来店をお待ちしております。
チェック柄のスーツの特徴
スーツを購入する際、多くの人は何を最も重視して購入しているのでしょうか。実は色やデザイン性よりも、チェックなどの「柄」を重視している人が一番多いという結果が出ています。
基本的にスーツは、色や柄に関係なく着こなしていればそれだけで清潔感がある印象を与えられます。チェック柄の最大の特徴は、普通のスーツではやや固い印象の部分を取り除き、親しみやすく柔らかな印象を与えることです。そのため、社外の人と接する機会の多いビジネスマンにはもちろん、コーディネートの幅を広げる意味でも、チェック柄のスーツを着こなす価値はあるといえるでしょう。
チェックの大小で印象が変わる
スーツは、柄を問わずきちっとした印象を相手に与えます。無地やストライプに比べてチェック柄は柔らかい印象を与えますが、基本的にチェック柄のサイズが大きくなればなるほどカジュアルな印象を与え、小さくなればなるほどフォーマルな印象を与えるものです。
柄が大きい生地のスーツで、ビジネスや冠婚葬祭などのフォーマルな場に出るのはマナー違反になってしまうため注意しましょう。
スーツのチェック柄の種類
チェック柄というのは総称ですので、細かく分類すると個性豊かなチェック柄がそろっています。それぞれ周囲に与える印象や着こなし方が変わるため、状況に応じて適切なものを選びましょう。ここでは代表的なチェック柄について解説します。
・ウィンドウペン
「ウィンドウペン」はガラス窓という意味を持っており、縦と横に細い直線が入り交差し、窓枠のように見えるチェック柄です。19世紀の英国で大ヒットした代表的なチェック柄で、スーツだけではなくシャツにも使用されます。
柔らかでクラシカルな雰囲気を持つのが特徴のため、シャープでスマートな印象を持たせたい場合には向かないデザインでしょう。柔らかな印象のデザインのため、余裕をもたせたサイズ感だと、だらしない印象を与えかねないことに注意しましょう。
・ハウンドトゥース
日本では「千鳥格子」として知られるチェック柄です。「ハウンドトゥース」は直訳すると「猟犬の牙」で、柄の形がそのように見えることが名前の由来となっています。「千鳥格子」は千鳥が飛んでいる姿から来ていて海外と日本では対照的な呼び方です。
白字をベースとして黒や茶色の配色が並び、この柄のスーツは紳士的でエレガントな大人の男性という印象を与えられます。
・グレンチェック
白と黒を基調とする格子が4種類組み合わさり、大きな格子に整えたチェック柄です。ハウンドトゥース(千鳥格子)で構成されていながら、縦糸と横糸を工夫し色違いの糸を使用することで大きな格子を作り出しているのが特徴といえます。
元英国王のウィンザー公が好んだデザインで、「プリンス・オブ・ウェールズ・チェック」とも呼ばれる上品で落ち着いた印象の柄です。
・ガンクラブ
複数の色(3~4色)を使用しているハウンドトゥース(千鳥格子)で、米国の猟犬クラブ「アメリカン・ガンクラブ」の制服に使用されたことが名前の由来です。ガンクラブ柄のスーツはチェック柄の中でも細かく、遠目で見ると無地のように見えるのが特徴的で、最近急激に人気を集めています。主に伝統的なジャケットやパンツで使用され、レトロな印象を与える柄です。
・タータンチェック
スコットランドの高原地方発祥の伝統がある格子柄です。英国スタイルの象徴といえるデザインで「ブレアハカン」と呼ばれることもあります。
緑色が印象的な柄ですが、黒や赤、黄色などさまざまな色があります。昔は地位によって使用してよい色の数を制限していましたが、現在ではマフラーに多用されており、インパクトが大きい柄なのでスーツとして着こなすのは非常に難しいデザインです。
・シャドウチェック
シャドウチェックは柄がハッキリと見えず、一見すると無地に見えるものの光の当たり方によってはチェックが浮き出て見える柄です。チェック柄の中では最も目立たない種類ながらも、一般の無地のスーツよりアクセントが効いている点が魅力的といえます。その特徴から、ビジネススーツとして無地のスーツと遜色ない使い勝手を誇るチェック柄です。
チェック柄のスーツに合わせたいアイテム
スーツに合わせるアイテムとしてシャツやネクタイは重要ですが、チェックスーツはスーツの中でも着こなし方が難しいため、ある程度のセンスが問われます。
チェック柄のスーツに合わせるシャツは、基本的に白や無地が好ましく、スーツのカジュアルさを引き締めてバランスを整えると良いでしょう。同様にスタンダードタイプのシャツで全体的なまとまりを生み出せます。また、グレー系で薄色のスーツの場合は淡い青系のシャツを合わせると最適です。
ネクタイについては、柄無しを選びましょう。柄入りのネクタイをチョイスしてしまうと、チェック柄と相まって奇抜な印象を与えてしまいます。ただし、柄無しでもスーツの色に応じて色を組み合わせるのが着こなすポイントです。
チェック柄のスーツを着用したいシーン
スーツの定番は無地やストライプですが、現在では種類にもよりますがチェック柄デザインのものもビジネススーツとして問題無く利用できます。ビジネスシーンで選びたいチェック柄は「グレンチェック」「ハウンドトゥース」「ウインドウペーン」で、グレー系のチェック柄スーツに白無地のシャツを合わせるのが王道のスタイルです。
なお、結婚式のようなフォーマルな席では無地のスーツが定番ですが、最近では会場がレストランやリゾートホテルなどのカジュアルな場所で行われることも多く、そのような場では、若干カジュアルな雰囲気を出せるチェック柄の方が適している場合もあります。特に、スコットランド発祥でイギリスの紋章院が公式に認定した「タータンチェック」は、目立つデザインのためビジネスシーンでの着用はおすすめしませんが、結婚式の二次会などのシーンにはクラシカルでおしゃれな印象を与えられるでしょう。セットアップで揃えるとなお映えます。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
柄やデザインのことを理解していても、購入先で失敗してしまうことも考えられます。購入先を考える場合は「コストパフォーマンス」と「品質」が優れているかが重要です。
体にフィットするチェック柄スーツの購入を検討するなら、専門店の「オーダースーツSADA」で購入することをおすすめします。
オーダースーツSADAは、2022年11月現在全国に49店舗を構えており、創業から約100年の歴史がある会社です。自社内ワンストップで製造から販売までを行っているため、最高品質のオーダースーツをリーズナブルな価格で提供することを実現しており、購入者目線で見ると非常に魅力的といえるでしょう。
生地の種類が豊富なため、気に入るチェック柄が見つかります。まずは、公式サイトから来店予約をして店舗へ足を運んでみてください。
2ボタン シングルスーツ
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