スーツは黒色でもビジネスシーンで使えるの?冠婚葬祭に見えない着こなしのポイント
2020年12月21日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1461日)
黒いスーツ(ブラックスーツ)は、冠婚葬祭に使う礼服というイメージが定着しています。しかし、ビジネスシーンにおいても黒いスーツの着用はマナー違反ではありません。生地や黒色の濃さ、ネクタイやシャツとのコーディネートなどを工夫すれば、仕事の場でスタイリッシュに黒スーツを着こなせるのです。
この記事では、黒スーツをビジネスシーンでおしゃれに着こなすポイントや、合わせやすいアイテムなどを紹介します。いつもと違うスタイルでイメージチェンジを図りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
お客様お仕立てスーツ♫
オーダースーツSADA
皆様こんにちは
広島並木通り店です!
本日はお客様にお仕立ていただいたスーツのご紹介です!!
黒ストライプを三揃えでお仕立ていただきました♡
( シャツは当店の試着用になりますので袖が長めです(;∀;) )
黒はリクルートのイメージをお持ちの方も
いらっしゃるかもしれませんが、
「濃さ」や「柄もの」を選んで頂ければ
シックに着こなすことが出来ますよ?
是非皆様も試してみてくださいね?
黒のスーツは冠婚葬祭にしか使えない?
黒のスーツ(ブラックスーツ)と聞くと、冠婚葬祭のシーンを思い浮かべる方は少なくないでしょう。しかし近年、ビジネスシーンでも黒のスーツを着用する方が増加傾向にあります。日本では馴染みがまだないかもしれませんが、ヨーロッパをはじめとする諸外国では、ビジネスの場でブラックスーツスタイルを用いることもあるようです。
ただし、黒のスーツといっても冠婚葬祭用として扱われている礼服を、そのままビジネススーツとして代用するのはNGとされています。ビジネスシーンで黒のスーツを着用するならば、ビジネス用として販売されているものを揃える必要があるため注意しましょう。
ビジネスシーンで黒のスーツを着こなすポイント
ビジネスの場で黒のスーツを着こなすには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。礼服のような印象を相手に与えないためには、生地の色や素材などに気を配ると良いでしょう。ここで紹介するポイントを把握した上で、自分のスタイルに合う黒のビジネススーツを選んでみてください。
黒色の種類を選ぶ
黒のスーツといっても、黒色の種類は1種類だけではありません。まず、礼服に主に使われる黒は漆黒や墨黒で、見た目にツヤのない生地です。かっちりとした印象が出ます。ビジネスの場で礼服に値するスーツを着てしまうと、周囲から浮くでしょう。
同じ黒でも、ビジネスシーンで着るスーツならチャコールグレーに近い黒だと、スタイリッシュに着こなせる上に礼服っぽさがなく場違いな印象にならず、おすすめです。
柄が入っている黒のスーツでこなれ感を出す
生地の色だけでなく、黒のスーツをビジネスシーンで着るには柄の有無も重要なポイントです。無地の黒スーツだと、素材がウール100%などで光沢がなければ礼服に見えてしまい、マナーとしてNGとなります。また、生地にポリエステルが混ざって光沢を帯びているスーツでも、無地の黒スーツは新入社員やリクルートスーツのイメージが定着しているため、仕事にまだ慣れていない雰囲気が出てしまうでしょう。
ビジネス用の黒スーツにおすすめな柄は、ストライプがさりげなく入っているもの(シャドーストライプ)です。ポリエステルを混ぜて程よい光沢が出ているとなお良いでしょう。
ネクタイとのコーディネートも重要
黒スーツをビジネスの場でスマートに着こなすなら、ネクタイや靴といったアイテムの合わせ方も大切です。ネクタイであれば、ネイビーやワインレッドなど落ち着いた色合いのものが適しています。ベースの色を落ち着きある色にして、小さなドットなどの柄を取り入れたネクタイもおすすめです。
ジャケットの形はフィット感のあるタイプを選ぶ
冠婚葬祭で着る礼服としてのブラックスーツは、ジャケットだけでなくパンツにいたるまで、全体的にややゆとりのある形となっています。礼服とビジネススーツとの差をしっかり付けるのであれば、ビジネス用のブラックスーツのジャケットは腰の位置がマークされているものを選びましょう。体のラインをさりげなく出すデザインのものを選べば、野暮ったい感じがなくなり、てきぱきと仕事をこなす「できる男」を演出できます。
黒のスーツはアイテムにも気を配る
ビジネス用の黒スーツと合わせるアイテムはネクタイだけではありません。ここでは、よりビジネスシーンで映える黒スーツの着こなしにぴったりなアイテムを紹介します。
黒の革靴で統一感を出す
靴は黒色で統一感を出すと、よりスタイリッシュな印象になります。形はストレートチップと呼ばれる、つま先に横一本の線が入っているものが良いでしょう。ビジネスシーンであれば、フォーマルすぎる形よりもスタンダードなもので合わせるのが適しています。
カジュアルさを出したい場合は、外しの色として茶色の靴を選ぶのも良いでしょう。なお、明るすぎる茶色は黒いスーツに合わない場合があるため、実際に黒スーツを着た状態で靴を合わせてから購入を決めることをおすすめします。
ワイシャツはシンプルなものが好ましい
黒のスーツでフォーマル感とビジネス感のバランスを保つのであれば、合わせるワイシャツは悪目立ちしないシンプルなものがおすすめです。無難なのは白のワイシャツで、襟もレギュラーカラーが良いでしょう。
白のワイシャツだとフォーマル感が強すぎると感じる場合は、合わせるネクタイでアクセントを加えるか、ワイシャツを薄いブルーに変えてみてください。パーティーシーンであれば薄いピンクのワイシャツも場に馴染みます。
黒のビジネススーツは冠婚葬祭にも着用できる?
ビジネススーツとして着用するのに礼服を回し使いするのはNGです。では、ビジネススーツを礼服として回し使いするのはマナー違反なのでしょうか。冠婚葬祭用の礼服とビジネススーツとしての黒スーツとの違いを、ここで改めて確認してみてください。
濃い黒で無地なら着用OK
黒のビジネススーツでも、礼服として使えるものもあります。色が漆黒に限りなく近い色であれば冠婚葬祭の場で浮くことはないでしょう。また、柄は無地であることが前提で、生地も光沢がない方が好ましいといえます。
ただ、完全なビジネス用の黒スーツは、ジャケットのスタイルがボディラインに沿った細身のものであったりと、礼服としてはあまりふさわしくないものが多数ありますので、注意が必要です。
レンタルサービスできちんとした礼服を用意する方法もある
どうしても緊急で礼服が必要だがビジネススーツしか持っていない、という方は、斎場で行っている礼服のレンタルサービスを利用することをおすすめします。他にも、レンタルサービスを行っているところはいくつかあるため、ビジネススーツを礼服として着まわす前に、正式な礼服の入手に注力してください。
シーン別 黒スーツのおすすめコーディネート
最後に、「ビジネスシーン」「プライベート」の2場面に分けて、黒スーツのおすすめコーデを紹介します。
ビジネスシーンにおける黒スーツコーデ
ビジネスの場においては、自分の立場に基づいたコーディネートが前提となります。
例えば、ベテランのビジネスマンであれば、思い切って光沢感の強い黒スーツを着用するのもよいでしょう。シャツやネクタイ、靴までギラギラとしたものでまとめると威圧感が強すぎるので、3アイテムのうち2つは落ち着いた雰囲気で合わせると柔らかさが加味されます。
プライベートにおける黒スーツコーデ
黒スーツは、あまりルールのないプライベートでこそ真価を発揮するかもしれません。一例として、白の太めストライプが入った黒スーツを着用するとします。非常に個性的な見た目にはなりますが、ノーネクタイ、第2ボタンくらいまで開けた白シャツ、ブラウンのビジネススニーカーで合わせると、休日感の強いリラックスした雰囲気が演出可能です。
プライベートシーンでもクールさが失われないのが、黒スーツのメリットといえるでしょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
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