【スーツを守る大切なお話】裏地についてのお話①
2023年6月5日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
（531日）
今回は裏地についてお話をさせてもらいます！
スーツを守る上でとても重要な裏地ですが、意外と知られていない事も多く
スーツを作る上で必要なだけでしょ？と思う方もいるかもしれませんが、必要だから付いているのです！
本記事は、こう言った方向けに書いております！
- 裏地の役割を知りたい！
- よく聞く背抜き総裏について知りたい
- SADAで選べる裏地の種類は？
- 夏は背抜きと聞いた事はあるけど実際どうなの？
裏地の仕様について
当店でもお選び出来ます仕様を、まずはどう違うのか写真を見ていきましょう！
背抜き
背中の箇所を四角く切り抜いているタイプです
縫製の都合上ベント(割れ目)のところには裏地が少し付きます！
総裏
前面に裏地が付く仕様です。
本来であれば写真とは少し異なります！
写真の赤いスーツは「台場仕立て」のオプションが入っているので内ポケット部分に切り返しがあります！
合わせてお読みください！
台場仕立てについての生地
上記の２種類は当店で無料でお好きな方をお選び出来ます！
クロスバック
背抜きと似ていますが、背抜きより更に裏地の無い箇所が多い仕様になります。
こちらはオプション料金が￥1,100(税込)になります。
それぞれ特徴を見ていきましょう！
「背抜き」「総裏」「クロスバック」について
背抜き
一般的には「夏スーツは背抜き」とよく言います！
間違いではありませんがそう言われる過程も大切ですよね！
背抜きのメリットは単純に風通しが良くなると言う点です！
軽くなるので着ていて疲れにくいと言うのも利点の一つですね～
デメリットは透けやすい点です！
太陽光など風でなびいた際に結構透けるのでフォーマルスーツなどは避けた方が良いでしょう！
また、後ろからのシルエットも裏地が1枚無い分少しだけ質感が落ちてしまいます！
そう言った観点からやはり夏用のスーツには背抜き！となるのですね！
総裏
まず、スーツは基本的には総裏がベーシックになります！
保温性が高いので寒いシーズンでも問題なく過ごせます！😊
また、後ろからの見栄えにも繋がるので特段背抜きの方が良い！と言う理由がなければ総裏を推奨します！
クロスバック
クロスバックは背抜きのメリット・デメリットを良くも悪くも増した感じと言うイメージを持っていただけると分かりやすいと思います！
背抜き以上に風通しが良い(裏地の無い箇所が広い)
その分、背抜き以上にスーツの重厚感がなくなる
ただ、引き換えに夏場はかなり涼しく着れますの
どうしても真夏でもジャケットを着ないといけない方や
暑がりの方へとてもおススメです！
次回はスーツに裏地があるメリットについてお話していきます！
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