【高級感がポイント】周りと差が付くデザイン~本開き編~
2022年12月25日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(724日)
今回は「周りと差が付くデザイン」についてご紹介します!まずは「本開き」についてです!
【こう言う方向けに書いています!!】
- 周りもオーダースーツを着始めていて差を付けたい!!
- もっと本格的なオーダースーツに近いデティールを知りたい!!
- 少しでも高級感を出す方法を知りたい!
- 「本開き」について知りたい!
最近、ありがたい事に多くの方にオーダースーツをご利用いただいております😊
オーダースーツは敷居も値段も高い!!そんな考えも少なくなり、弊社のようにリーズナブルでオーダースーツを仕立てる事が出来る企業が増えました!
さて、ここからが本題ですが……
皆さんの周りの方々もスーツはオーダーしています!と言う方が増えておりませんか?
そうなって来るとこう思う方も多いはずです!!
「周りと差を付けたい!!」
思った方必見の内容となっております!
今回は「周りと差が付くデザイン」と称し何回かに分けて高級感や周りと差が付くデザインをご紹介いたしますので、是非今回だけでなく今後もお読みいただけると幸いです!👍
- 目次
【本格的なオーダースーツに近づく!】「本開き」とは?
上記のサムネイルのように釦と釦ホールを使って開閉が出来る仕様の事を「本開き」と言います!
※オーダースーツSADAでは2,200円(税込)のオプションになります。(2022年12月現在)
開く事で何かをするわけではありません!(勿論、腕まくりなんてしてはいけませんよ!)
本開きの最大のメリットはズバリ!😎
「洒落感」
「小慣れ感」
「高級感」
です!
……それだけ?と思う方も居るかもしれませんが、とても重要ですのでそれも含めてご説明させてください!!
「洒落感」
本開きはイタリアならではのデティールですのでイタリア人と言えばお洒落!というとても安直ですが、素直な筋の通った理由だと思います!😎
「小慣れ感」
周りにオーダースーツを着慣れていると言う印象を与え「大人っぽさ」を演出してくれます!😁
上記の2点は、着こなす上で「本開き」だと分かるように
「わざと釦を1個外す」「左右で開ける位置を変えてみる」と言う事をすれば簡単に「洒落感」「小慣れ感」を演出させる事が出来ると思います!
「高級感」
本開きは何故オーダースーツに多いと思いますか?
それは単純に工程(手間)がかかるからです!
既製品のように大量生産している商品で、例えば100着全て本開きにします!となると
時間もコストもかかります!😅
また、既製品でも袖の長さを多少変えられる事もあると思いますが本開きになると大幅な袖の調整が出来ません。
なので、オーダースーツに多い仕様になるのですね!
そして何と言っても、もっと本格的な手縫いのオーダースーツなどには標準搭載になります!!
そう言った観点からも「高級感」と言う物が出ます!
【起源について】そもそも何故袖に釦があるのか
これに関しては諸説があるので本記事が絶対に正しい!と言うわけではありませんのでお気を付け下さい!!
私が知っているだけでも2つの説が存在します!!😎
- 袖釦の起源にはナポレオンが関係している!?
これは有名な話ですが、ナポレオンがロシアへ遠征に向かった際、兵士さん達があまりの寒さに出てくる鼻水を軍服の袖で拭っていた事から「見っともないからそんな事出来ないように釦を付けよう!」と付けた説です!
私なら、釦の無いところで綺麗に拭ってやりますね!!(皆様はやめましょう)
- ナポレオンではなく袖まくりをする為説
次はナポレオンよりも前から袖釦があった説です!
これは、単純に皆腕まくりしてたよ~と言う話ではなく!
医者の方が手術をする際に腕まくりをしなければならない!→袖が開く仕様にしよう!!
と言うのが始まりです!!
真相は分かりませんが面白い話ですよね😊
【他との違い】本開き以外のデティールも紹介!
次は本開き以外の袖のデティールについてもご紹介します!!
まずは弊社で本開きのオプションを選択しなかった際にも使われるデザインです!👍
「開き見せ」
これは釦ホールがなく、釦がただ縫い付けられているだけの切羽になります!
釦ホールはステッチとして縫われているのが特徴になります!😎
そして一見開いているかのように見えるよう袖の生地が重なっているのも特徴です!
次はあまりありませんが「こんなのもあるよー」という事で😁
「筒袖」
これは単純に切羽が端まで縫われてしまっているものになります!
文字通り筒状になっているのが特徴です!
釦や釦ホールの無い物も筒袖という事もあります!
【よく聞くけど実は違う!?】本切羽=本開きは間違いです!
前項でも「切羽」と言う表現をしましたが、これは「袖口」の事です!
よくこんな事を耳にします!「本切羽って高級なスーツにはよくあるよねー!」
多分ご本人達の中では「本開き」の事を指しているのだと思いますが、
本切羽=本開きではありません!!
すごく細かいことを言うのですが、厳密にいうと😅
「本切羽」とは……
「袖が開く仕様」
のことを言います!
「本開き」とは……
「袖が本切羽になっていて開閉方法が釦と釦ホール」
である事です!
本開きに似ている袖の仕様があるのでご紹介いたします!
「スナップ止め本切羽」と言い釦と飾りステッチの釦ホールがあり裏でスナップ止めになっていて開閉が可能なデザインがあります!
これも切羽が開閉するので「本切羽」と呼べてしまうんですよね~!
正直! 自分も友人に説明する際に「本切羽」と言ってしまう事もありますので本人たちが理解していれば呼び名は良いと思います!
本開きより本切羽と言った方がプロっぽいじゃん……と言うのが私の意見でもあります(笑)😂
【少しだけご紹介!】本切羽にするなら袖釦の並びもこだわりませんか?
最後に本開きとは関係はありませんがせっかく本開きにするのであればもう少しこだわってみませんか??と言うお話です!👍
「重ね釦」
釦と釦が若干重なっている袖釦の並びの仕様です😁
イタリアでは一般的なデティールになりまして、単純に洒落感がグッと増します!
本開きと一緒に行う事で相乗効果もあり、よりお洒落に見えるので是非つけてみてください!🥰
※オーダースーツSADAでは重ね釦の場合550円(税込)のオプション料金が発生いたします(2022年12月現在)
最後に!
いかがでしょうか!
袖の仕様にこだわってこそ本物のオーダースーツです!😎
周りの方と差をつける為にも細部にこだわって仕立ててみませんか?
是非、池袋店でお待ちしております!!! いつでもご来店ください!
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