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【季節感にも関係する!】スーツ生地の素材についてのお話③

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年5月11日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(587日)

季節感にも重要な生地素材についてのお話です!

こんにちは!オーダースーツSADA池袋店の寺原です!

今回は季節感の演出にも欠かせないスーツ(ジャケット)生地の素材についてお話していきます!

前回の記事をまだ読んでいないと言う方は下のリンクからお読みいただけると幸いです!

第1回「【季節感にも関係する!】スーツ生地の素材についてのお話①

第2回「【季節感にも関係する!】スーツ生地の素材についてのお話②

本記事は、こう言った方向けに書いております!

  • 5月にそれって冬物だよねと言われてしまった!
  • 生地の素材で何が変わるのか知りたい!
  • 冬向けの生地・夏向きの生地って何?
  • 季節感を取り入れたい!
  • スーツってウールとポリエステル以外あるの?
  • 服地に使われる素材が詳しく知りたい!

スーツにはもちろん服地素材には、いわゆる夏向けだよーと言う素材や冬向けの素材だよーと言う物が存在します!

聞いたことがある方が多い例を一つ上げると「カシミヤ」は保温性に優れているので、夏には不向きな素材になります!

と言った感じで服地にはたくさんの素材による違いがありますので、当ブログで確認していきましょう!


今回は天然繊維の種類についてまとめます!

前々回(第1回)でお話した通り、天然繊維の中でも2種類の繊維に分かれています!

植物系の繊維を使用する「植物繊維」と動物の毛を原料にする「動物繊維」です!

それぞれリストから説明に飛べますので見たい物だけでも見ていって下さい!


コットン(綿)

木綿植物の種子に付くフワフワの綿花をねじり糸状の繊維にして作らされます。

中が空洞になっていて、空気を多く含む為、夏は通気性・吸湿性に優れサラサラ、冬は保温性があり暖かい着心地で、オールシーズン快適に使うことが出来ます!

綿は元の繊維が長いほど高級とされていて、繊維が長くなることで糸のつなぎ目が少なくなり繊維でありながら強い糸になります。

美しい光沢と滑らかな手触りで優れた品質の生地になります。

綿の繊維の長さが28㎜が一般的で、35㎜以上の物は「超長綿」と呼びます!

原産地が限られるので高級なコットン生地なります!


リネン(亜麻)

麻は亜麻科の植物の茎を使って作られる繊維です。

色々な種類がありますが、衣服によく使われている「リネン」は、柔らかくしなやかな風合いで、さらっとした独特の肌触りを持っております。

天然素材の中で最も丈夫と言われる麻は、ちゃんとお手入れすれば非常に長持ちし、使うほどに肌になじみ風合いがかなり出ます!

繊維の中が空洞になっている構造の為、吸湿性・速乾性・保温性に優れ、使い心地は一年中快適でナウはひんやり、冬は温かく使う事が出来ます!


シルク(絹)

古来より繊維の中で最も美しい物とされています!

豊かな吸湿性・通気性・保温性を持ち、気品のある優雅な光沢やしなやかな肌ざわりで世界中の人々に愛され続けています!

蚕の繭から繰り撮った糸を生糸(キイト)と言い、1粒の繭から約800~1,500m程の細く長い糸が取れます!

ツルっとした肌ざわりがすごく気持ちいいですよね!

昔は、スーツの裏地に使われていました!高級なので現在では少なくなっていますね!


ウール(羊毛)

ウールは、羊の毛を原料とする動物繊維です。

「クランプクリンプ」と呼ばれる縮れた構造になっており、繊維内に空気を含むことで、暖かく熱を逃しにくい構造になっています!

ウールは水をよく弾くため汚れが付きにくく、吸湿性にも優れた素材のため、暖房の効いた室内で汗をかいても蒸れずに気持ちよく着る事ができます。

また弾力性があり、シワになりにくい特徴もあります!

基本的にウールは水洗いに不向きな素材で、水で洗うとフェルト化して固くなり繊維自体が縮んでしまいます!

油分を含んでいるので、過度に洗うと油分が失われるとウール本来のふんわりとした風合いがなくなってしまう可能性があります!

油分の補充が出来る洗剤やリンスを使ってお手入れするのがおススメです!

保管時は防腐剤や防虫剤を入れてください!


カシミヤ

高級素材として有名なカシミヤは「カシミヤヤギ」と呼ばれる冬は極寒で夏は猛暑の環境で育った山羊の毛から作られる繊維になります!

人の髪の毛が約40~50ミクロン、上質なウールで20ミクロンとされてカシミヤは14~16ミクロンで最も細い繊維で束ねて1本の糸を仕上げても他の素材よりも計量を保つことが出来ます!

ウールに比べてキューティクルの突起が少ないのでしなやかなのも特徴です!

外気を遮断し内側に熱を保つ保温性に優れていて、湿度の吸収放出性に優れているので蒸れを防ぐ効果が高いとされています!

なめらかさがあるので、独特のぬめり感と光沢感があります!


最後に(おまけもあります!)

いかがでしたか?

全3回に分けての繊維や生地素材についてのお話でした!

前回も最後にそれぞれのメリットデメリットを分かりやすく表にまとめましたので見てください!


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