夏こそ撥水加工生地を
この記事の内容は、
2023年6月13日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(523日)
2023年6月13日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(523日)
これまで梅雨時対策としてオススメしてきた撥水加工生地(当店ではヴィヴァーチェ、レジェロ)ですが、今からお仕立てでは「梅雨は終わってしまうのではないか」と思われるかもしれません。
確かにその通りではありますが、近年の夏場の気候の変動は非常に激しく、「ゲリラ豪雨」「爆弾低気圧」「線状降水帯」「台風に伴う低気圧の爆発的発達」と大雨に関しては激しさを増す一方です。特に梅雨明けから10月くらいまでは気を抜けない状況が続きます。
そのような中でも出勤せざるを得ない、得なかったという言う方も多いでしょう。風も強く、足元はぐっしょりで電車に治った記憶は私も何度かあります。
というわけで撥水生地が役に立つ時期は梅雨で終わりではありません。どちらかと言えば夏こそ威力を発揮すると言えるでしょう。水を吸うのと弾くのでは全く違うというのを、撥水と非撥水を交互に履くと実感します。これからの大雨の季節に備え、撥水加工生地でのスーツのお仕立ては如何でしょうか?