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オールシーズン生地を考える

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池袋店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

8月に入り夏本番ですね。

連日嫌になる暑さですので、熱中症などどうかお気を付けてください。

さて、今回はオールシーズン生地のお話です。

オールシーズンと聞くとどのような生地を思い浮かべますか?

ほとんどの方が「どの季節でも着れるものでしょ?」と考えると思います。

それも間違いではないですが、誤解を生むような表現でもありますオールシーズン。。。。

どのような誤解かというと、「どの季節で着ても快適」という誤解です。

例えば、今の夏の暑さと冬場の寒さを思い浮かべて下さい。

これでどっちも快適な服って現実味無く思えません?

正直そんな魔法のようなスーツ有ったら私もそれしか買いません。(笑)

では、オールシーズン生地とはなにか?

だと私は思います。

先の、「どの季節でも着れる」が間違いではないのはそういう理由からです。

しかし、昨今の夏の暑さを考えると夏は厳しいなとは感じます。

なので、オールシーズンというよりはスリーシーズンの方が正しいかもしれませんね。

「なんだか中途半端な代物だな~」と感じますがどっちかに寄らないところがスリーシーズン生地の魅力でもあります。

その魅力とは、ずばり使い勝手の良さ。

例えば、季節の切り替わりの時期でなに着るか迷う時なんかはスリーシーズン生地はピッタリです。

夏物のように薄すぎず冬物程重たくないんで使いやすいんですよね~。

どの位の生地がスリーシーズン生地かといいますと、大体目付250g前後の生地を選べば大丈夫です。

(目付=生地の重さ。基本的には1mあたりの重さで表記してます)

ロロピアーナのこちらの生地ですと、生地が1mあたり250gですのでスリーシーズン向けですね。

365と書いてありますが、あくまでイタリアでの365日ですので日本の夏だと難しいです。。。

イタリアのインポート生地は比較的スリーシーズン着れるものが多いと感じます。

ロロピアーナ 無地コレクション

マルラーネ 無地とチェック柄

この生地も4シーズンですが、あくまでイタリアでのです。。。。

当社オリジナル生地でもご用意しております。

※ご好評につき2024/8/1現在黒は品切れです。

イタリア生地とは違い光沢感は少なくなりますが、控えめな光沢は着るシーンを選びません。

スリーシーズン生地ですが、普段スーツを着ない方こそおすすめです。

特にイタリアのインポート生地。

スーツの生地感で着る季節を限定してしまうと、使い勝手も悪くなりますしスーツを着るシーン=大事なシーンが多いと思います。

ここぞ!の勝負服として、考えると高級感があり着る時期を選ばないというのは非常に助かるんじゃないでしょうか?

ぜひこの機会にご検討ください。