トラウザーズ ベルトループ
この記事の内容は、
2019年10月29日当時のものです。
公開から5年以上経過しています。
(1851日)
2019年10月29日当時のものです。
公開から5年以上経過しています。
(1851日)
テーラード豆知識
トラウザーズのべルトループは、
文字通りベルトを通し
トラウザーズに固定する為に
ウェストバンド周辺に付けられる環の事でございます。
本格的に普及したのは第二次大戦後で、
数が多い程ベルトの固定力は強まる為、
ドレストラウザーズでは
かつては左右4対の8個仕様が主流でした。
しかし見栄えの重視とコスト削減の両面から、
今日では左右3付の6個仕様が多くなっています。
他には6個仕様に後身頃の背中心部にもう一つ加えた7個仕様や、
腹部の大きい方向けに
8個の物の下前に更に一つ追加した9個仕様も見られます。
また、ベルトを締めた際
それがトラウザーズの上に飛び出さないようにすべく、
かつてはこの上端をトラウザーズの上端から
0.5〜1.0cm程下がった位置に設置するのが我が国では主流でした。
これをループ下がりと称しますが、
近年は海外の物と同様に、
トラウザーズの上端をベルトループの上端とする
トップループ仕様の方が多くなっています。