ジャケット 総毛芯仕立て
この記事の内容は、
2019年10月14日当時のものです。
公開から5年以上経過しています。
(1866日)
2019年10月14日当時のものです。
公開から5年以上経過しています。
(1866日)
テーラード豆知識
ジャケットの総毛芯仕立ては、
表地側から裏地側に向かって順に台芯・肩増芯・胸増芯の三層、
或いはそれにフェルト芯を加えた四層で積み上げる、
最も基本的かつ伝統的な構造でございます。
耐久性に優れ、
形状の維持には大きな効果があるものの、
重くなってしまうのが難点です。
尚、20世紀前半まではもっと多くの層で構成された物が一般的で
中にはフェルト芯を綺麗な模様の様に
裏地にたたき縫いするのを通じ、
強度とシルエットの更なる向上を図った物も存在していました。