(※写真のマニカ・ピオッジャは、金沢香林坊店を含め
一部の店舗でのみの展開となります。)
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マニカ・ピオッジャとは
ショルダーポイントの縫い代を身頃側のみに倒して処理したもので、
身頃のマテリアルに対し袖側のマテリアルが
下に押し出される構造になる為、
ショルダーポイントが若干下に萎んだ形状になります。
この処理では隠しにくいショルダーポイントのイセ込み縦皺が
雨降りの様な自然な縦皺の雰囲気を示して
イタリアでは『マニカ・ピオッジャ』と用いられ、
日本ではナポリのサルトによるジャケットの特徴として紹介され
元来レディースのブラウスに多用された経緯もあり
シャツ袖を意味する『マニカ・カミーチャ』とも多用され、
『雨降り袖』とも言われる意匠です。