オーダースーツSADA 金沢香林坊店のカバー画像
真スーツの知識 サージョンズカフスのアイキャッチ画像 真スーツの知識 サージョンズカフスのアイキャッチ画像

真スーツの知識 サージョンズカフス

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2023年6月21日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(521日)
サージョンズカフスとは
全てのボタンに対しボタンホールを切った仕様で
日本では『本切羽』あるいは『本開き』と呼ばれます。
ボタンカフスのはじまりとして
医師がジャケットを羽織ったまま診察ができるように、
袖まくりできるようカフス口を開き、
そこを開閉できるようにカフスボタンをつけたという
サージョンズカフスこそがボタンカフスの根源とする説があります。
グローブが多用された時代には有効に機能した仕様ですが、
現在では単なる飾りに過ぎません。
ジャケットを次の世代に受け渡す為に、
一番上やその下のボタンは
あえてダミーホール『仮切羽』状態にして置くのが一般的です。
1990年代中盤のアレキサンダー・マックイーンに
インスパイアされての
ゴシックジャケットとバムスターパンツ。
ジャケットは2ツ釦ダブルブレステッドの
10.0ハイゴージピークドラペルで
コンケーブショルダーのビルトアップスリーブ
カバードキッス4ボタンのサージョンズカフス。
バムスターパンツは
アレキサンダー・マックイーンを象徴するウルトラローウェストの
リフレクターペンキプリント。
ゴールドラメエイジングの
ポインテッドトゥセンターシームチェルシーブーツは
40.0キューバンヒール。
※写真の小物類はスタッフ私物の為、店舗販売はされていません。
※写真の生地デザインは、現在店舗では指定できません。