真スーツの知識　ボタンレスカフス

ボタンレスカフスとは

開き見せの状態で

ボタンとホール全てを省いたもの。

因みに一般にオーダー業界でも称される『開き見せ』とは

本来、ボタン・ホール関係なく

カフスそのものが実際には開かないのに

開くように見せる意匠の事で

対の仕様が周囲がぐるりと完全に縫い付けられる

シリンダーカフス『筒袖』です。

シャツの様に軽い着心地でラフに腕まくりもしやすく

カジュアル感の強い仕様です。

或いはデザイン性のもので

主にミニマリズム系デザイナーズブランドに多く

無駄なデザインを省く考え方を象徴した形です。

また、購入後にボタン数や位置を決めるために、

あえてボタンなしの状態である場合もあります。

1970年代末期のスカ2トーンにインスパイアされての

モヘア57％シルク9％ジャケットは

1960年代コンテンポラリーなショートレングスの

6.5ハイゴージセミピークドラペルで

スクエアフラップポケットの

ボタンレスカフス。

スカ・ポロカラーシャツは天竺編の５ツ釦、

トキヤ草のブリム3.0のスカ・ホンブルクハット、

オリバーピープルスのオクタゴンセルフレームサングラス、

モンクストラップキルトローファー。

※写真の小物類はスタッフ私物の為、店舗販売はされていません。

※写真の生地デザインは、現在店舗では指定できません。