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アウターの知識2 コンケープドショルダー

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凹んだを意味する『コンケーブ』は
首から一旦下降し
途中からショルダーポイントに向けて
反り上がる形状のショルダーラインです。
重さを首から脊柱に集中させて、
肩に直接負担を掛けないようにする設計上の工夫でした。
反り上がりの程度は時代によって大きく異なり、
1930年代のイングランド系では
ナチュラルショルダー寄りで多く見られ、
反り上がりの激しいものは、
1960年代中盤から1970年代前半にかけての
フランス、イタリアの
テーラードの代名詞にもなったディテールです。
1970年代前半のトミー ナッターにインスパイアされた
カントリー色の強いライトウェイト100ozの
グレンチェックツイード生地による
アワードグラスシルエットの
コンケープドショルダージャケットは
フィッシュテイルフレアードシルエットカフス、
ダブルフラワーホールが特徴で
ウエストコート、フレアードトラウザーズ、
シャツ、タイ、ハンチングは
タブー視される
チェックオンチェックオンチェックオンチェックによる
全て異なるグレンチェックで合わせました。
ヴィンテージなオリバーピープルズ製オーバルメタルグラス、
ポケットウォッチチェーン、
英国チーニーのポインテッドトゥチェルシーブーツ。
※写真の小物類はスタッフ私物の為、店舗販売はされていません。
※写真の生地デザインは、現在店舗では指定できません。