オーダースーツSADA 神田・秋葉原店のカバー画像
【2023年版】スーツのトレンド①のアイキャッチ画像 【2023年版】スーツのトレンド①のアイキャッチ画像

【2023年版】スーツのトレンド①

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2023年5月14日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(560日)

スーツスタイルの流行

街を見渡すと、スリムにスーツを着こなす方が多い中、程よいゆとりで着こなす方も少しずつ増えてきたと思います。

カジュアルにも流行があり、もちろんスーツにも流行が存在します。

これからスーツトレンドについて記事をアップしていきますので、参考にしていただけると幸いです。

まずは、スーツの起源から昨今までのスーツトレンドについて時系列と共に記述していきます。

スーツの起源

諸説ありますが、今のスーツの形は立襟式の軍服が進化たと言われています。

イギリスにおけるヴィクトリア朝の頃、様々な戦争や紛争が終わり、軍務から解放された兵士たちが今まで着ていた立襟に窮屈さを感じて、その時に第1ボタンをはずして外側に折り返された部分が、下襟へ発展し自然発生的にスーツの形になったと言われています。

もともと軍服は剣を手にして、立って戦ったので着脱が簡単なシングル前でしたが、時代の変化とともに銃器が発達してくると、立って戦うだけではなく腹這いになって銃を撃つこともあり、匍匐前進(ほふくぜんしん)の場合もあったと考えると、ボタンが胸中央にあるとその際にボタンが邪魔になり進みにくいため、近代戦ではダブル前が匍匐に向いていたのではないでしょうか。このことから、シングル前のほうがクラシックであり、ダブル前はよりモダンな印象を与えます。

また、軍服がスーツの原型であり、ボタン数が次第に省略されて、3釦から2釦が主流になるのですが、3釦がクラシック、2釦がモダン(現代的)と言われています。

なぜ3釦がクラシックと言われるのか。それはクラシックスーツの発祥は英国であり、スーツの着こなし方として視覚上のアクセントが上にあるスーツが美しく見えるからです。

Vゾーンが浅い、狭い事で視覚上のアクセントが上に上がり美しいとされていました。

つまり、スーツの起源は英国(イギリス)にあります。

では、イギリスにおけるスーツの着こなしはどのように変化してきたのでしょうか。

次回は、スーツトレンドの変化についてお話します。