こだわりの1ｃｍ
この記事の内容は、
2023年6月8日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
（537日）
2023年6月8日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
（537日）
こんにちは、柏店です。
ダブルでは標準とされ、最近ではシングルのスーツでも使われるようになった、「ピークラペル」という先端が剣のように尖った衿型。
このピークラペルの”巾”を選ぶのが意外と難しいのです。
この画像を見てどのような印象を持たれるでしょうか？
左のスーツでは衿は幅広で力強く、右は一般的なダブルの衿巾と感じるかもしれません。
では実際の巾を数字で表してみるとどうなるでしょう？
実は、左は9.5cm、右は8.5cmです。
数字にするとたった1cmの差ですが、ピークラペルの場合、見た目の印象が大きく変わるのが分かるかと思います。
SADAでは、ピークラペルの巾は6.5～12cmまでの間で選んでいただけますが、標準は8～8.5cm。
そこから先は細くするのも太くするのもお好みになります。
強いていえば、細身の方がワイドなピークラペルにするのは余りお勧めしませんが、鍛えた胸板の厚い方がナロー(細い)なラペルにされるのはありだと思います。
というわけで、自由度と、周りに与えるインパクトが非常に大きいピークラペルの巾ですので、事前に理想のモデルをリサーチしていただくことをお奨めします。
「普通のピーク」をご希望の方は体格にあわせて7.5~8.5cmで合わせて頂くと綺麗なバランスになると思います！
これからますますメジャーになると言われるピークラペル。
こんなところにもこだわって仕立ててみてはいかがでしょうか。