「ブラウン×チェック」のスーツは魅力満載!その理由を深掘りしてみよう
T.H様/男性
2022年9月6日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(807日)
スーツの色といえば「ブラック」「ネイビー」「グレー」、柄は「無地」が一般的ですが、これら以外にも、その色や柄にしかない個性や魅力を持つスーツがあります。今回紹介する「ブラウン×チェック」の組み合わせもその一つです。
しかし、仕事では使いにくいのではないかなど、どんな場面で着ていいのかイメージしにくい方も多いでしょう。今回は、そんな悩みを解決できるよう「ブラウン×チェックスーツ」の魅力と、活躍するシーンについて具体的に解説します。
オーダースーツSADA
神戸三宮店
ブラウングレンチェック×ブルーウィンドペン
起毛感のある生地
キュプラ(綿)100%の通気性の良い裏地
ブラウン×チェックのスーツ
スーツの色と柄が相手に与える印象は、じつに多様です。例えば、今回紹介するブラウンとは対照的なグレーのスーツには、「知的・クール・上品」といったイメージが伴います。また、スーツの柄としてよく用いられるストライプ柄は、「自信・華やかさ・力強さ」を感じさせる効果があるのです。
では「ブラウン×チェックのスーツ」にはどんな印象を持つのでしょうか。まずは、色と柄を分けて考えてみましょう。
ブラウンスーツが持つ魅力
ブラウンは、「自然(大地・枯れ葉・時を経た木製品など)を連想させる色」です。
落ち着いた印象
ブラウンは、どこか洗練された重厚感を感じさせる色です。そのため、落ち着きのある人、信頼のおける人という印象につながります。
緊張を和らげる安心感
ブラウンは暖色系で、ぬくもりを感じさせる色です。見る人がほっとする印象を与える上に、着ている本人も安心できます。
濃淡や素材によって年齢を問わず着られる
ブラウンスーツは年配の方が似合うイメージがあるかもしれませんが、逆にいえば「大人っぽい印象になる」という点がメリットでもあります。ベージュに近い薄めのブラウンを選ぶなど、色の濃淡を変えればグッと着やすくなるので実践してみましょう。
コーディネートがしやすい
ブラウンは暖色系・寒色系問わず、どんな色味とも相性が良いのもポイントです。例えば、ネクタイの色が同系色だとよりクラシカルな印象になります。青や赤などはっきりした色であっても色同士が喧嘩することなく、うまく馴染んでくれる点も魅力です。どんなアイテムとも相性が良く、使い勝手の良さを感じられます。
チェック柄のスーツが持つ魅力
チェック柄も、人にプラスの与える印象を与える効果を持っています。
やわらかな印象を与える
スーツ自体は、きちっとした堅い印象を与える服装ですが、そこに親しみやすさをプラスしてくれるのがチェック柄の魅力です。
大人っぽい印象にもなる
チェック柄=カジュアルというわけではなく、チェック柄は幅の広さによって印象が大きく変わります。幅が狭くて細かい(小判)デザインであれば、誠実で落ち着いた印象にも繋がるのです。
チェック柄は種類が豊富なので、マンネリ化することなく着回せるのもポイントです。
チェック柄の種類と特徴
では実際に、スーツにおすすめのチェック柄の種類と特徴を見ていきましょう。
シャドーチェック
一見無地に見えるこの柄は、光の当たり具合で浮き出て見えるのが特徴です。チェック柄の主張が少ないため、柄物のスーツに抵抗がある人や、ビジネス・フォーマル用としてスーツを着る人におすすめで、洗練された印象を与えてくれます。
ピンチェック
ピンで細かく刺したようなデザインが特徴です。シャドーチェックと同様に柄が目立ちにくいため、シーンや人を選ばずに着こなせます。濃淡の異なる生地で織り込まれているので重厚感を感じられるでしょう。
ウィンドウペン
「ガラス窓」を意味している、幅の広い四角形が特徴的なチェック柄です。チェック柄の中でもとくに大判で目立つデザインなので、ネクタイやシャツは無地にするとスタイルよく見えます。カジュアルで親しみやすい雰囲気を出したい人におすすめです。
タータンチェック
スコットランド発祥のチェック柄で、太さの異なる線が組み合わさってできています。色や太さなどの違いで細かく種類が分かれており、印象も変わります。柄のインパクトが強いので、色選びや他のアイテムとの組み合わせなどを工夫すると、着こなしやすくなるでしょう。主に、華やかさや誠実さといったイメージがあります。
ハウンドトゥース
日本では「千鳥格子」と呼ばれるチェック柄です。ホワイト×ブラウンなど、一般的に2色で組まれたものを指し、これが3〜4色になると「ガンクラブ」と呼ばれます。クラシカルかつエレガントな印象になるため、フォーマルな場面にも合う柄です。
グレンチェック
「ハウンドトゥース×ヘアライン(細い線で作られた縞柄)」という、2つのチェックが組み合わさったデザインです。スーツの発祥国であるイギリスの伝統的な柄で、上品で知性的な雰囲気が魅力といえます。シーンを問わず使えるデザインで、重厚感のあるデザインが好きな人におすすめです。
また、合わせるネクタイは「濃い色」で「チェック柄に入っている色」を意識すると、バランス良く見えるでしょう。
オーバーチェック
「グレンチェック×ウィンドウペン」など、細かなチェック柄の上から大きいチェック柄があしらわれたデザインです。大きいチェックがアクセントになり、カジュアル感の強い印象になります。
ブラウンチェックスーツを着用したいシーン
一般的なスーツに比べて個性のあるブラウンチェックスーツは、どんな時に着るのが良いのでしょうか。おすすめのシーンを紹介するので、参考にしてみてください。
ビジネスシーン:営業職など社外の人と関わるとき
ブラウンチェックスーツには、親しみやすさや落ち着き、信頼感があります。そのため社外の人と多く関わる仕事(営業職など)の人におすすめです。色はダークブラウンなど暗めのものを選び、チェック柄はシャドーチェックやピンチェックといった目立ちすぎないものが適しています。
友人の結婚式
ブラウンスーツはカジュアルな印象が強いため、厳粛な結婚式での着用はNGですが、レストランなどで行われるカジュアルな結婚式や二次会では問題ありません。ただし、事前に式の雰囲気を確認することと、新郎と似ていたり目立ちすぎるデザインや色にならないようにするということに気を付けましょう。
オフィスカジュアル/パーティなど
ブラウンスーツはカジュアルな印象がある分、オフィスカジュアルやちょっとしたパーティにも適しています。赤みのある明るめのブラウンなど、柔らかな雰囲気の出る色がおすすめです。チェック柄は基本目立ちすぎなければ、どのデザインでも着こなしを楽しめるでしょう。
「セットアップスーツ」で普段使いも
オフィスでもプライベートでも幅広く着たいなら、セットアップのスーツがおすすめです。カジュアルな素材やデザインなので、「ブラウン×チェック」とも合わせやすいでしょう。また、ジャケットとスラックスを別々で使えるので、さまざまなシーンや季節に合わせて着回してみてください。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
ブラウンチェックスーツは、互いの「色と柄の魅力」を併せ持つデザインです。しかし些細なデザインの違いで、着る人のシルエットや印象に影響します。また、ブランドによっても生地の質感が大きく変わります。オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」では、日本・海外製のブランド全11種類、生地100種類以上の中から自分に合ったものを選べます。ご自身の好みと照らし合わせながら、希望に合ったブラウンスーツをまずは1着作ってみてはいかがでしょうか。
シングルスーツ 2ボタン
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オプションその他 |
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担当スタイリスト | 宮島 |