今だから礼服とブラックスーツの違いを知っておこう。その1
この記事の内容は、
2023年4月15日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(580日)
2023年4月15日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(580日)
皆様こんにちは。町田店のスタッフです。
今回は、礼服の何たるかを解説します。
昨今、黒無地のスーツはいわゆる、「ビジネス」と「冠婚葬祭」の兼用として割と重宝されています。
ですが、これには大きな落とし穴があることを御存じでしょうか?
今回は、その場で指摘されて恥ずかしい思いをしない様に、礼服とブラックスーツの違いを
「素材感」と「デザイン」の2回に分けて、ザックリ解説します。
まずは「色」
礼服は黒色の「濃さ」に限ります。濃いか濃くないか。それだけです。
割と室内は、濃さの違いが分かりにくいかもしれません。
ですが外に出ると、黒の色の濃さは見ても明らかなほど全然違います。
尚、ブラックスーツ(ビジネス系の)は薄いグレーが掛かった位の色味か、
または少し白っぽさを感じる黒に見えます。
次に「生地」
礼服は基本的にウール100%です。更に言うと、光沢を抑えた割とマットな
印象を与える素材が多いです。
(尚、お悔やみの席で光沢のある生地で出席なんてことになると、目も当てられない事になるので、
本当に注意しましょう)
一方で、ブラックスーツ(ビジネスでも使う)は割と気軽に着られるように
ポリエステル(化学繊維)が混じった生地が多いです。
ですので、化学繊維特有の光沢感もあるだけにお悔やみの席での着用は出来るだけ避けて頂いた方が
良いかも・・・。というか学生の方はギリギリ良いとしても、
社会人の方は絶対に避けることをお勧めします。
下の写真の様に濃さが一目瞭然です。(わかりにくいかもしれません。ごめんなさい!)
普段袖を通さないのが礼服ですが、それだけに色や素材のしっかりした1着を用意しておくと、
後々安心です。特に30代以上の方!45歳東北出身の私が言うのですから間違いない!
では、次回は「デザイン」に関して