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時には「3つ釦段返り」の話をしようか

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年4月24日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(609日)

皆さんこんにちは。町田店のスタッフです。

今日はジャケットの話でも。

ジャケットの主流はシングル2つ釦と言われています。そう。間違いではありません。

しかし、過去はシングル3つ釦が主流と言われた時期もありました。

英国調のクラシックなスタイルは「シングル3釦2つ掛け」なので、これに合わせてたのでしょう。

ですが、「シングル3つ釦段返り」のスタイルもありまして、見た目は2つ釦のスタイルと変わりません

が、第1釦の位置が下襟の返し(ロール)にあり、飾りとなっています。

ですので、通常第2釦で留めるのが段返りというスタイルです。

デザイン上、襟の返しが2つ釦のスタイルよりも上になるので、当然釦の位置も少し上がるのですが、

通常の3つ釦2つ掛けスタイルよりもVゾーンという胸の開きは広く取れます。

これは米国調アメリカントラディッショナルの代名詞ともいわれていまして、

特にアイビールックの世代の方には馴染み深いかと思います。

で、このスタイルは今主流のウエストを引き絞ったスマートシルエットが苦手な方や、

お腹のたるみが気になっている方、細身で胸板が薄いとお悩みの方には

釦の位置が2つ釦より上になりつつも、そこそこ胸の開き具合も広くなる分、割と立体感が強調出来て、

しかもお腹のたるみを吸収できるデザインと個人的に思っているので、そういう方にはお勧めです。

(いや違うよ!と言う方もいらっしゃるかと思いますが、そこは寛容にご容赦下さい。)

ただ、どうやらあまり3つ釦のスタイルを導入しているお店は少ない様ですので、お試しになりたい方は

是非SADAへ。更に申せば「オーダースーツSADA町田店」まで!

ではまた。