夏はソラーロを１着持っておこう。

みなさんは、「ソラーロ」という生地を御存じでしょうか？

イタリア語で「太陽」を意味します。表に出てくる糸(経糸)に紫外線を反射する明るい糸を使い、

裏にまわる糸(緯糸)には暗い色の糸を使い織った生地です。

経糸と緯糸のそれぞれに異なる色目の糸を使って織り上げる事で、光の加減で玉虫色に輝くのが

特徴です。

上品な光沢感と清涼感のある見た目を演出してくれる、リネン(麻)と並ぶ夏の定番生地です。

しかし！実はこのソラーロ、亜熱帯地域の植民地での紫外線対策で兵士の肌を守る為に

英国で開発された生地です。

オシャレに振り切った生地なのでイタリア産かと思いきやです。

しかも、夏の生地に用いられる通気性を考慮した「平織」ではなく

秋冬生地に見られるやや厚手の「綾織」なので、綺麗な光沢感を演出しています。

故に、通気性や体感的な涼しさは無いのです。

ですので、裏地の仕様は背抜きかクロスバックにする等、涼し気な仕様にする事をお勧めします。

画像のジャケットは私の私物です。裏地仕様は「クロスバック」にして、

可能な限りの通気性にしています。

今日、凄く天気が良かったので、ソラーロを着てきました。町田の日差しにピッタリでした。

天気の良い日、そして今日の自分は輝きたい！という方には、これ以上ない位ピッタリな生地。

それがソラーロです。

生地の在庫もあるので、興味ありましたら、店舗までご相談ください。