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「補正」は安心を得る一端。(スタッフの独り言:7)

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年9月8日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(471日)

先日、勉強を兼ねて別のお店でスーツをオーダーしたんですが、仕上がったとの連絡があり取りに行きました。

結論から言いますと、余り・・・うーん。という。オーダーなのに?なぜ?

と思う方も多いと思いますが、実は何でもそうなんですが無い事もないんです。

千差万別とはよく言ったもので、一緒くたにオーダースーツと言ってもお店によって仕上げの生産工程が違うのを御存じでしょうか?

細かい内容は端折りますが、一般的に今採用されているオーダースーツの生産方法というのは、

元あるパターン(型紙)をベースに大まかに仕上がり値の調整をして生産するという方法と、パターンは有るけど補正という方法まで使って各自体型の癖をカバーしてそれに合わせて微調整の上、型紙から作って生産するという方法の2種類にザックリ分かれています。

最初の方法ですと納期は3週間前後で結構オーダーにしては早く出来ます。

しかし、次の方法ですと1ケ月~2か月は納期が掛かります。生産工程が圧倒的に多いですから。

私が今回頼んだのは最初の作り方で、仕上げている方でした。

最初の方法で仕上げると、御幣を招く言い方ですが既製品の微調整なので補正という方法はあまり導入しません。パターンという型紙そのままで仕上げていきますので。

なので、凄い撫肩とかすごい筋肉質とか型紙ベースではカバーできない体型の方はうまいこと仕上げられないというケースが起こります。

私実は、ものすごい猫背の上に超が付くくらい右肩が撫肩で左が水平並みの怒肩という厄介な体型をしているんです。しかも身長160㎝台でウエストが70㎝そこそこという結構なやせ型でして。

というのもあって、オーダーしないとなかなか綺麗にスーツが着られないんです。

ただ、お店によって採寸の仕方も生産工程も違うので、勉強がてら色々試している訳です。

それでまぁ今回何が言いたいかと言いますと、「補正」を使って採寸をしているかどうか。

オーダースーツの根本はこれではないかと最近思うのです。販売員の採寸スキルももちろん問われますが・・・。

だって体型に悩まずカッコよくスーツを着たいのにそれがどうにもならないって、身も蓋も無いんじゃない?と。

SADAはこのあたり、きちっと細かく採寸させて頂いてます。

それぞれ、メリットとデメリットは有りますが、「補正」まで見て仕上げてくれると思うと

割と安心感あるのではないでしょうか?せっかく時間とお金をかけてオーダーするんですから。

どうでしょうか?皆さん。