裏地の素材は一長一短。どっちもメリットもデメリットもあります。
この記事の内容は、
2023年12月14日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(374日)
2023年12月14日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(374日)
一概に裏地素材と言っても数多くの素材が存在します。
ただ、挙げるとキリが無いので、2つ代表的なのを上げると
「ポリエステル」と「キュプラ」が上がってきます。
「ポリエステル」
は強度性・形状安定性・弾力性に優れているのでシワに強い素材。
なんですが、汗の吸湿速乾性がほぼ無く、乾燥すると静電気が起きるデメリットが有ります。
「キュプラ」
は綿がベースになっているので吸湿性が高くて、べたつきにくくシワになりにくいし、
紫外線による変色が無い。そして静電気を飛ばしてくれるメリットがある一方、
綿ベース故に水に濡れると縮んだり、そもそも生産コストが高いのがデメリットです。
ただ、無料のポリエステルよりもこれだけのメリットが有るのでコストも高くなろうもので、
上下で有料3,300円からです。
ただ、まぁ正直結局どちらも一長一短です。
なので、私は着用するお客様の着用シーンと体型でご提案させて頂いてます。
とくに汗っかきとか、静電気持ちでしたら「キュプラ」とか。
または寒がりとか外回りのお仕事が多い方なら「ポリエステル」とか。
しかしながら実際選ぶとなったら私の本音を言いますと、
どっちが良いかは最終的には各人のお好みなので、当然その方の選択を尊重する事は
言うまでもありません。オーダーするのですから、人に選んだり勧めてもらったのではなく、
迷って時間を掛けてでも、自分が気に入った選択した色柄で行くべきです。
そうでなくてはなりません。
ただ、「キュプラ」で検索いただくと分かるかと思いますが、今後在庫数はSADAに限らず
業界的な視点でかなり少なくなるので、興味ありましたらお早めに。
ホントに参った事になってますので。