要望の擦り合わせ。

仕立て上がりに試着して気になる。それは長さなのか？ゆるいのか？きついのか？

客観視して、そんなに気にするほどでは無くない？という事でも、

着用する本人からして見れば気になるのである。

これを、「いやこんなもんですよ」と言うのは簡単であるが、その言葉を吐き出した瞬間、

すべて台無し終わりのお仕舞い4枚に3枚だと私は思っています。

要は、金銭のやり取りがあるという事は、そこにはスタッフとお店・会社への信頼と

仕上りに対しての期待があり、納得があるからこそ、

このやり取りが成立するのだと私は考えています。

何が言いたいかと言いますと、試着して或いは着用を続けてみて、何か気になる。

長さなのか・ゆるいのか・きついのか等。そういう事が有るならば、本当に些細な事でも

相談を頂きたいのです。

その積み重ねで、自分のテイストが確立されていきます。ですので、必要なプロセスなので

遠慮なく相談を頂きたい。他店のでも構わないですが、オーダーメイドとはそういうものです。

対話の繰り返しです。時間を掛けましょう。無理なく