オーダースーツSADA 松本パルコ店のカバー画像
機能性スーツって どんな機能? その種類とお手入れ解説のアイキャッチ画像 機能性スーツって どんな機能? その種類とお手入れ解説のアイキャッチ画像

機能性スーツって どんな機能? その種類とお手入れ解説

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2022年5月24日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(906日)

こんにちは、

オーダースーツSADA松本パルコ店です!

 今日はかなり日差しが強いですね!

皆様ちゃんと紫外線対策は行っていますか?

紫外線は日焼けだけでなくシミ、シワを引き起こすそうで

本当は室内にいても対策が必要みたいですが、、、

ズボラな私にはさすがにそこまでは出来ないので

せめて外出時だけでも紫外線対策を頑張りたいと思います。

ちなみに今更感がありますが、去年から日傘デビューしました☂☂

日傘を使ってみてびっくり!日を遮るだけでかなり涼しいんですね!

最近では男女兼用の物も増えているみたいなのでぜひ皆様もチェックしてみてください!

では、本日も春夏を感じる爽やかで素敵な

お客様のスーツをご紹介いたします!

本日ご紹介するのは定番の紺無地スーツです!

青みのあるスーツは爽やかな印象になるので

これからの季節にも重宝しますね!

今回は無地なので、場面を選ばない万能スーツになっています。

ベスト付のスリーピースなので、

ご友人の結婚式などのフォーマルな場面でも映えますし、

冷房が効いた室内での防寒対策にもなります!

逆に暑くてジャケットを脱いでもベストがあることできちんと感がでます!

なので、個人的にベストはとってもおすすめです!

ベストとジャケットのフロントで輝くのは

サンダーというシルバーの光沢ボタンです!

こちらのボタンはベースの色に黒が入っているので大人っぽい印象になり、

光沢があっても派手過ぎる印象にはなりません。

裏地はキュプラのペイズリー柄です!

ボタンと同じシルバー系をお選びいただいたので、

統一感があって、とっても綺麗ですね。

この裏地はベストの背中の生地にもなっています!

この度は、撮影の依頼を快くお引き受けいただきありがとうございました。

またのご来店を心よりお待ちしております。

あると助かるスーツの機能性①【ストレッチ】

動きやすく疲れにくいスーツが【ストレッチスーツ】です。

伸び縮みしやすい生地を使用しており、仕事中の動作や移動中のストレスを軽減します。

動きやすさの理由は、非常に伸縮する生地であること。ポリエステルやポリウレタンの化学繊維が使用されます。他には天然繊維のウールを使った、ナチュラルストレッチです。

ストレッチスーツの特徴(メリット)を3点挙げてみましょう。

①素材・・・伸縮性に優れる。動きやすくシワになりにくい。

②肩パッド・・・薄目で、無いものもある。自然なシルエット。

③着丈・・・短めであり、お尻が隠れない。カジュアル度合いが高め。

対してデメリットです。

①素材・・・高級感がなく、ウールのようなツヤは出にくい。

②肩パッド・・・立体感が出にくく、かっちり感が少ない。

③着丈・・・短めなため、ラフに見えてしまうことも。

良い点は「動きやすく快適で、とてもカジュアル」であること。

言い方を変えると「見た目がチープで少し高級感に欠ける」とも言えます。

あると助かるスーツの機能性②【撥水】

撥水加工とはどんな機能でしょうか。一言でいうと【生地にかかる水を球状にして弾くもの】です。これは水の性質を利用します。水分子には分子同士の引き合う性質と、互いの表面張力で弾き 合う性質があり、後者の弾く性質を生かしたのが撥水加工です。

特殊なコーティングを施しており、雨天時に効果を発揮します。

ただし長時間が経てば効果が弱くなってゆきます。

そのためメンテナンスとしてコーティング(クリーニング)の必要がありますね。

現在最も進んだ撥水加工が【ナノ撥水加工】。生地繊維に浸透させるナノ分子が、非常に細かい成分のため名付けられた加工です。

撥水性と通気性を両立させ、どんな生地でもオススメですが価格はお高めになります。

あると助かるスーツの機能性③【防シワ】

生地の種類によって、シワになりにくいもの・そうでないものがあります。

様々な生地のなか、ウールとポリエステルはシワが付きにくいです。

ウールの良い点は以下の3点。

・冬に暖かくて夏は涼しい

・弾力があってシワが出にくい

・色落ちしにくい

次にポリエステルの良い3点も挙げてみましょう。

・乾燥が早い

・ウールよりもシワができにくい

・耐久性があって丈夫

またシワができにくくなるお手入れを下の【着用後お手入れ】4点に挙げてみました。

お手入れ次第でシワをつきにくくできます。

全て同じお手入れで大丈夫?

スーツ生地素材は主に5種類です。ウール、カシミア(羊毛)、ポリエステル(化学繊維)、コットン(綿)、リネン(麻)そしてシルク(絹)。

意外にも「頻繁にクリーニングに出すことは、スーツに良くない」のです!

ドライクリーニングと言えども薬品を使用するので、スーツ生地の寿命を縮めていきます。

入念にブラッシングをし、アイロンかけをすれば、クリーニングの必要はないかもしれません。

ただ、どうしてもクリーニングへ出したい方、定期的に出したい方はドライクリーニングでなく「水洗い」「手仕上げ」をオススメします。スーツへのダメージが極力少なくて済みます。スーツは消耗品とはいえ、お気に入りの1着を長持ちさせたいですよね。

スーツへの負担を少なくして維持するならば、クリーニング頻度は1シーズン毎が目安です。

カシミア(ウールの高級品)、ウール、シルクなど天然素材はドライクリーニング厳禁です。

またコットンは自宅クリーニングも可能です。では生地素材別に説明します。

【ウール】

お手入れに手間がかかり、自宅では洗えません。以下がオススメのお手入れです。

・1日着用したら2日はスーツを休める。

・シワは硬くしぼった濡れタオルで伸ばす。戻り切らねばスチームアイロンで戻す。

・基本はブラッシング。まず下から上へと逆さかけ。次に上から下へとかける。

【シルク】

シルク100%は家庭洗い厳禁。%が低ければ家庭洗い可能なものもあります。

・基本はホコリをブラッシングで落とし、陰干しすること。

・この際、毛が硬いブラシは生地を痛めるので使わない。

・虫食いが起きやすい。必ず防虫剤を 入れるようにする。

・手洗いするなら、中性洗剤を使用する。押し洗いすること。後は陰干しする。

【カシミア】

・スーツの下にワイシャツは必ず着用する。なるべく汗を吸わせず極力【汚さない】のが大切。

・ドライクリーニングが厳禁なので、「水洗い」「手仕上げ」など特別なクリーニングで洗う。

・普段はブラッシング。①汚れを掻き出し②毛玉を防止③防虫効果があります。

・どうしても汚れたら、布におしゃれ着洗い用の洗剤を染み込ませ、押し洗いする。

【ポリエステル 化学繊維】

・自宅での洗濯は可能ではあります。ホームクリーニング洗剤を使用しましょう。

スーツ全般、基本お手入れは【ブラシがけ】。ただしコットンやリネンはシワがつきやすいので、アイロンがけをオススメします。

【着用後お手入れ】と【状態別お手入れ】のポイントを解説しましょう。

【着用後お手入れ】4点について

①脱いだ後はハンガーにかける

②ブラッシングする

③シワにはアイロンをかける

④着用したら2~3日間休ませる

まず①【脱いだ後はハンガーにかける】

ハンガーにかけると型崩れを防ぎ、軽いシワを伸ばす効果があります。

次に②【ブラッシングする】

ブラッシングで繊維の汚れを落として光沢を出します。

ブラシは良いモノを選びましょう。人工毛と天然毛がありスーツを長持ちさせたいなら天然毛がオススメです。

天然毛には豚毛と馬毛の2種類あり、豚毛は硬めの黒毛、柔らめの白毛があります。馬毛は柔らかめの毛になります。

③【シワにはアイロンをかける】

アイロンかけは、シワを落として新品のような印象になります。また殺菌効果も有。

④【着用したら2~3日間休ませる】

スーツは一度着用すると2、3日間休ませるのがベストです。染みた汗は乾燥させて飛ばし、シワの型崩れも防止します。なので何着か所有しておき、ローテーションさせて着用するのが理想です。

次は【状態別お手入れ】4点についてです。

①シミについて

②ニオイのついた際

③雨で濡れた泥ハネ

④生地のテカリについて

①【シミについて】

シミはさすがに自分では難しいです。なのでクリーニングに出すしかありません。

ただしクリーニング前に自分で応急処置をするのが大切なポイントです。

ジュースやコーヒー、醤油などは水の染み込んだ布で軽く叩くようにして落とします。

調味量などの油を含んだ液体ならば、水の代わりに中性洗剤を使用しましょう。

②【ニオイのついた際】

ニオイを取るには蒸気を当てるのがベストです。

アイロンのスチームを当てるのが良いでしょう。アイロンかけも良いです。

アイロンは面倒だという方には、浴室に干しておく方法もあります。

ただしスーツが湿気を含むので、乾燥対策はおこなってください。

③【雨で濡れた泥ハネ】

雨天時で濡れた際は、脱いだ後そのまま放置してはいけません。まず水滴を叩いて布で落とし、風通しの良い場所で乾燥させておきます。泥のハネは乾燥後にブラッシングで落としておきましょう。

④【生地のテカリについて】

生地のテカリは繊維がつぶれ、凹凸がなくなった症状です。そこで光が反射して

テカリを発生させます。

テカリ防止にはブラッシング、またはアイロンでスチームを当てるのが良いです。繊維を凹凸のある状態へと戻してくれます。

以上が着用後と状態別お手入れについてです。面倒だからと放置せず、こまめにお手入れすれば、スーツの寿命はグッと伸びますよ。

スーツの機能性は必要に応じて選ぶ

まずスーツの選び方に気を付けて欲しいこと。それは「サイズに合ったスーツを選ぶ」です。

ポイントは【肩幅】と【着丈】。肩幅は、ジャケットの肩の山がちょうどか、1cm程のゆとりがあるようにしましょう。

着丈の目安は、おしりが隠れるのがベストです。また着丈が短めでも、おしりが半分以上は見えないのがよいでしょう。

機能性スーツを選ぶポイントは、【自分が求める機能】を選ぶことです。

【ストレッチ】【撥水】や【防シワ】など、自分が重視する機能はどれでしょうか。

使用時のポイントをしぼって選ぶと良いでしょう。またオーダースーツは既製品スーツに比べ、

お手入れの手間が確実に少なくなります。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

いままでのお仕立て累計は500万着にもなります!

本格的オーダースーツが19800円~(税込みで21780円~)の低価格であなたに。

どんな体型のお客様にも満足していただける、きっと満足できる1着を提供いたします。

経験豊富なスタッフがどんな疑問、要望にもお応え致します。

どうぞご来店お待ちしております。

(2022年10月の価格です。価格は予告なく変更になる場合があります)

2ボタン シングルスーツ スリーピース

生地素材
  • ウール100% 
  • ネイビー
  • 無地
  • 7-3542
裏地
  • SU 640
ボタン
  • SB 126
オプションその他
  • ナチュラルストレッチ素材
担当スタイリスト