魅せる!スーツで自分をアピールするならイタリア式がおすすめ
2022年2月16日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(1003日)
こんにちは、
オーダースーツSADA松本パルコ店です!
先程、出勤の為電車に乗っていたら
職場に近づくにつれて強くなる雪...。
なぜ?家を出るまでは晴れてたのに!
そう思いながら吹雪く中出勤しましたが、
職場に着いた途端に雪が止みました。
どうやら、天候に意地悪されているようです。(笑)
ですが天候の意地悪にも負けず、
本日も素敵なスーツをご紹介いたします!
今回はポリエステルを混紡して
耐久性を高めた、ビジネスシーンに最適な生地を
使用してスーツをお仕立てしました。
こちらは遠目だと無地に見えますが、
近づくと繊細な柄を感じられる生地になっています。
(すみません、何柄というのは私の語彙力では伝えられません。)
裏地は青みのある生地と相性の良い
無地のブラウンになっています。
ボタンもブラウン系にしていただいているので
統一感がありますね!
青×茶はイタリアでは伝統的なカラーの組み合わせで
「アズーロ・エ・マローネ」というそうです。
とっても素敵ですね!
この度は、撮影の依頼を快くお引き受けいただきありがとうございました。
またのご来店を心よりお待ちしております。
イタリアスーツの魅力
寒さが厳しい英国とは違い、イタリアは地中海の天候の影響で温暖な地域です。
そのせいか生地が固く重厚感があるブリティッシュスタイルはあまり受け入れられず、柔らかさと軽さを重視したイタリアンスタイルが生まれ好まれていきました。
イタリアンスタイルは軽やかで柔らかい生地を使用し、体のラインに沿った自然な曲線を描くのでとてもスタイリッシュで美しいのが特徴です。
高いファッション性や体の動きを妨げない動きやすさから、世界中のビジネスマンたちに愛され続けています。
また特有の色使いがあるのも大きなポイント。
「青×茶」で表現しますが詳しい説明は後半でお話しします。
イタリアスーツのディティール
紳士といえば英国というイメージがあるように、ブリティッシュスタイルは世界中の紳士のお手本となる存在です。
重厚感のあるシルエットでダンディズムを表す英国式と、イタリアンスタイルとの違いを見ていきましょう。
ファッション的な要素が強い
ジャケットの丈がやや短めのものが多く、パンツ丈も短いものが多いです。
フォーマルな印象のブリティッシュスタイルとは違って、ファッション性が強いのがイタリアンスタイル。
とはいえビジネスシーンではあまりに短すぎる丈のジャケットやパンツは避けた方が無難でしょう。
体のラインに沿った自然な仕立て
厚い肩パッドが入った典型的なブリティッシュスタイルとは違い、肩のラインに合わせた自然な仕立てをしています。
パッドを薄くすることで肩が張らず腕の動きを妨げないので、とても動きやすいのが特徴です。
なめらかなウエストシェイプで美しさをUP
タイトでメリハリのあるブリティッシュスタイルとは異なり、イタリアンスタイルはあくまで自然なシルエットを演出してくれます。
重心を高めにとることで、体のラインになじませて綺麗な曲線を描きます。
柔らかい生地が魅せるドレープ感を楽しんでください。
特徴的な色使い
モノトーンのようなシンプルな英国式とは違い、発色が良い色や寒色・暖色の組み合わせなどが多く見られるのがイタリア式です。
遊び心がある陽気なお国柄もあるのか、色使いを自由に楽しむのが大きなポイント。
その色使いというのが「アズーロ・エ・マローネ」と呼ばれるものです。
直訳で「青と茶」と表現します。
アズーロ・エ・マローネでお洒落度UP
鮮やかな青色と優雅な茶色を組み合わせたカラーコンビネーションのことです。青と茶色の組み合わせが一般的ですが、スーツではネイビースーツとブラウンタイでコーディネートをすることが非常に多いです。
寒色である青色と、暖色の茶色の正反対の色を組み合わせることでメリハリがはっきりとついた印象をつけることができます。
2色の色合いをベースにしバランスと立体感を表現することで、デザイン性が高い印象をもつことができるのです。
また2色の色合いには薄いブルーから濃いネイビー、明るいブラウンから暗めのブラウンまで幅広い定義があることがポイントになります。
クラシカルな印象からカジュアルな印象まで、自由自在に表現することができます。
おしゃれなスタイルであれば明るめの色を、落ち着いたスタイルであれば暗めの色を選ぶのがおすすめです。
日本ではあまり知られていないスーツの着こなし術ですが、この法則を知っているだけで一歩リードできますよ。おしゃれ大国イタリアの定番コーデを取り入れてみてはいかがでしょうか。
青×茶色のおすすめコーデ
さて、幅広い定義があるアズーロ・エ・マローネですが「配色は自由であなたのセンス次第!」と言われてもイメージがわかないですよね・・・
そこで定番のコーデや人気のコーデをいくつか紹介します。
スーツ選びの参考にしてみてくださいね。
ネイビージャケット×ブラウンタイ
定番であり王道のコーデ。
イタリアンスタイルに初めて挑戦する方は王道スタイルからスタートするのがベター。
ネイビーのジャケットがあれば茶色のネクタイをするだけですし、誰にでも挑戦しやすい上に、ビジネスからパーティーシーンまで幅広く着用することが可能です。
ネイビージャケット×ブラウンタイ(明るめスタイル)
明るいネイビーに茶系のネクタイを合わせたスタイルです。どうでしょうか?
先ほどと同じネイビージャケット×ブラウンタイでも、色を明るくすることで一気に違う印象になることがお分かりになると思います。
このように青×茶の組み合わせを守りつつ、色のコントラストを自由に変えて表現し楽しむのがイタリア式です。もっと個性的なコーデがしたいという方は、ネクタイを柄物に変えてみるのも良いかもしれませんね。
ブラウンジャケット×青系のネクタイ
今度は青と茶の組み合わせを逆にしてみました。
ジャケットは必ずしも青系じゃないといけないというルールはなく、あくまで色の組み合わせが「青×茶」で色のトーンや何のアイテムを青×茶に設定するかは個人の自由なのです。
日本では紺や黒に比べて茶系のジャケットを着用している人は少ないので、人とは違ったファッションで注目を得られるかもしれないですね。
ブルーシャツ×茶系パンツ
オフスタイルでカジュアルに着こなすのも良いですね。
ブルーのチェック柄のシャツに落ち着いたブラウン系のパンツを合わせると、メリハリがでてクールに仕上がります。
春・夏・秋などのジャケットが不要な季節に着こなすのも良いですね。
涼しげで洒落っ気があり、まさにイタリアンスタイル。凛々しく魅力的です。
上記で紹介しただけではなく、今回のお客様のように表地が青×裏地とボタンが茶色など、オーダースーツならジャケットだけで青×茶の組み合わせを実現することも可能です。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
生地の仕入れから縫製・販売までを一本化しコストを最小限に抑えることで、リーズナブルな価格で高品質のスーツを提供するオーダースーツ専門店です。
長い歴史ある伝統技術とノウハウ
生地卸業から縫製業へ進出し「佐田被服工業」を設立。さらに現代は小売業である「工場直販オーダースーツSADA」を展開するまでの企業グループに成長し、もうすぐ創業100年を迎える老舗企業です。
全国各地に店舗を展開し、なんと日本最大級のオーダースーツチェーン店です!
店舗には経験豊富なスタイリストがいるのでスーツを初めてオーダーする方も、オーダー慣れしている方にも安心して頼めるようになっています。
また、オーダースーツSADAでは、仕立てからアフターサービスまで非常に充実しております。
1,サイズによる割増料金なし
2,1ヶ月以内のお直し無料
3,ウエストサイズ調整や裾のほつれなど小さいお直しは無料で対応
4,採寸データを5年保存
5,裏地やボタンなどの充実したオプション
(上記は全て2022年10月時点でのサービスとなります。サービス内容は予告なく変更になる場合があります)
スポーツマン体型の方や体型が気になり始めた方、それぞれ異なるお客様のお悩みにスタッフが親身に寄り添い、特別な1着を作るサポートをします。
完全予約制というわけではありませんが、来店予約をしているお客様が優先になりますので、店舗に直接来店するのではなく「来店予約」をすることがベストです。
店舗・ご予約 – オーダースーツSADA (ordersuit.info)
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
2ボタン シングルスーツ スリーピース
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オプションその他 | |
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