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【新社会人の方は要チェック!】フォーマルスーツについて①

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年3月13日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(646日)

1着は持っておきたい冠婚葬祭用のフォーマルスーツ。

学生時代は学校制服を着用できますが、社会人になると(一部の職業を除き)冠婚葬祭では礼服着用が基本となります。

急遽必要になることもあるため準備しておいて損はありません。

今回は、フォーマルスーツについてご紹介していきたいと思います。

〈目次〉

・フォーマルスーツとは
・ビジネススーツとフォーマルスーツの違い(生地)
・ビジネススーツとフォーマルスーツの違い(デザイン)
・お祝い事で着用する場合
・お悔み事で着用する場合
・まとめ

フォーマルスーツとは

夜に着る正礼装が燕尾服、昼間に着る正礼装がモーニングコート、昼夜問わず着用できる準礼装がタキシードで一番格式の低い略礼装がフォーマルスーツと分類されます。

冠婚葬祭のような公式的な行事において、また礼儀作法が必要とされる場において、ふさわしい服装です。

ビジネススーツとフォーマルスーツの違い(生地)

ビジネスのブラックスーツとフォーマルスーツではご案内させていただく生地が異なります。

フォーマルスーツは専用の生地があるためそちらでお仕立てをいただく形となります。

ビジネス用のブラック無地は黒味が薄く、冠婚葬祭の式などで周りが礼服を着用していると悪目立ちしやすいです。

※学生(大学生や専門学生)の間はリクルートスーツで代用してもルール違反にはなりません。

ビジネススーツとフォーマルスーツの違い(デザイン)

ビジネススーツとフォーマルスーツはデザインも異なります。

前まではダブルブレストのフォーマルスーツが多く使われておりましたが、最近はシングルブレストが主流ですのでシングルブレストのデザインを紹介させていただきます。

ビジネススーツと大きく違う点は、「ベント」です。

ビジネススーツは動きを良くする為背中側の裾部分にベントという切れ目が入るのですが、礼服の場合はその必要がなくベントの無いデザインとなります。

衿型はノッチラペル、前ボタンの数は2つ、パンツの裾口はシングル仕上げ、とある程度デザインが決まっているのも特徴です。

フォーマルスーツをオーダーされる際には、ボタン・裏地はブラックで統一してご案内しております。

また、ウエスト周りのサイズ調整ができるアジャスターをつけるのもフォーマルスーツの特徴といえます。

お祝い事で着用する場合

お祝い事で着用される場合ですが、礼服自体がブラックなので他の小物で明るい雰囲気になるよう合わせます。

シャツ・ネクタイ・チーフ・靴下の色、ネクタイピン、カフリンクス等を使って華やかなコーディネートをすることによってお祝いする気持ちを表します。シルバーやパステル系のベストを着用することもあります。

ネクタイの結び目には「ディンプル※」をつくることによって立体感のある華やかな印象にします。

※「ディンプル」とはネクタイの結び目の下に出来るくぼみのこと

お悔み事で着用する場合

お悔み事で着用される場合、シャツ以外の小物をブラックで統一させます。華やかな印象をもつネクタイピンやカフリンクスなどのアクセサリー類はつけないほうが良いでしょう。

弔事ではネクタイの「ディンプル」はNGとなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

卒業シーズンを迎え、これからフォーマルスーツをご用意される方が多い時期かと思います。

フォーマルスーツを選ばれる方、ご着用される方の参考になれば幸いです。

フォーマルスーツについて②はこちら→https://www.ordersuit.info/stores/nagoya-sakae/blog/178403/