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【意外と知らない?】スーツの歴史

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年3月27日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(601日)

今回は皆さまが毎日着ているスーツの歴史についてお話させていただきます!

まずはじめに皆さまはジャケットの形を大きく分けると2種類あることを知っていますか?

上の写真にあるようにジャケットにはボタンが縦に一列並んだシングルブレストのものと二列に並んだダブルブレストというデザインがございます。その中でも、今回は普段街中でよく見るシングルブレストのスーツについて深掘りしていきます!


元々は農民の作業着だった!?

シングルブレストのスーツの起源は、16世紀の英国で着られていた農民服「フロック」と言われています。その後一般市民たちの外出着である「フロックコート」(丈が膝まである上着)が誕生しました。

そこからフロックコートは軍人や航海士などの正装として動きやすいように進化していったのです!


現代のスーツの原型について

19世紀に貴族階級の人々が散歩や乗馬する際に着るために「フロックコート」を動きやすくするため前裾を短くした「モーニングコート」や夜会用の「燕尾服」などが生まれました。

しかし着丈の長い「モーニング」や「燕尾服」では、ラウンジルームでくつろぐ際に不便とされ、裾を全て短くした現代スーツの原型と言われている「ラウンジスーツ」が誕生しました!


スーツの流行

英国の貴族の間で少しずつ流行っていった「ラウンジスーツ」ですが、それまでヨーロッパからスーツを輸入していたアメリカで1849年に「ブルックスブラザーズ」が既製スーツの製造を始めたことにより、スーツの大量生産が可能になったのです。

合理性を重視しているアメリカでは大量に作れて着心地の良いスーツが庶民の間に広まっていき、ビジネスウェアとしての地位を築きました。その後、世界中でもビジネスウェアとしてスーツが着られるようになっていきました。


おわりに

以上がおおまかな現代のスーツができるまでの歴史でしたがいかがでしたでしょうか?意外と知らなかったという方も多かったと思います!

スーツは着られている国によってもデザインや細かいディテールなどが違うため、色々調べてみるのも面白いと思います。

機会があればイギリスやイタリアなどのスタイルの違いについてまとめてみようと思います!


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