このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回はインポート生地ってなに?というところからインポート生地とその他の生地の違いについてスーツを仕立てる前に知っておきたいことを解説していきます。スーツを仕立てて後悔したくないという方は必見の内容になっていると思いますのでぜひ最後までご覧くださいませ。
インポート生地とは
インポート生地とは輸入生地のことで海外(主にイタリア、イギリスなど)で織られた生地のことを指します。その中でも多数のブランドがあり価格も性質も様々です。
インポート生地と国内生地どちらがいいの?
結論としてはどちらともいえません。海外メーカーは資本力があるので生地の開発にコストをかけておりお価格は高い傾向にあります。その分見た目の高級感や質感は上品なものになってきます。スーツのご利用目的によって自分には国産生地がいいのかインポート生地がいいのかは変わってくるでしょう。
国産生地の特徴
国産生地は適度なハリ感と落ち着いた色柄が特徴で、耐久性とコスパに優れています。仕立て上がるととカチッとした印象になるのでフォーマルな場面に向いているスーツといえるでしょう。
■インポート生地
①イタリア生地の特徴
光沢感が強く滑らかな生地感が特徴。色柄も多種多様で発色の良い生地も得意です。スーツを着用した時に体に吸い付くような滑らかさが印象的です。しかしデリケートな生地が多くハードに使用されると破れの原因となったりシワが付きやすいといったデメリットもあります。
②イギリス生地の特徴
国産生地に近い特徴がありハリ感と耐久性があることが特徴。国産生地に比べると少し明るめの生地も多いことも特徴。
スーツを仕立てる前に知っておきたいこと
高級生地はデリケート
高級生地ほどより細い繊維で作られている場合が多く、分かりやすい指標はSurper表記で記載があります。 Superとは「IWTO(国際羊毛繊維機構)」によって定められたウールの繊維の細さを表す単位であり、Superに続く数字が高くなるほど繊維は細くなり高級感が出ます。反面生地の耐久性は下がりデリケートな素材になります。普段使いであればSuper110’s〜120’sまでが使いやすいかと思います。
高価格帯の生地ほどデリケートでハードに使用してしまうと敗れてしまったり生地が弱ってしまいやすいです。丈夫な生地はポリエステルが混紡している安価な生地です。ポリエステル混紡生地は破れや引っ張りに強くハードな使用であれば素材にも注意して選びましょう。
基本的に生地は春夏生地と秋冬生地に分かれる
春夏生地は通気性を高めるために目の荒い織り方(平織)で織られており、
秋冬生地は保温性を高めるために目をつめた織り方(綾織)で織られております。
スーツ生地は基本的にはどちらかの織り方になっておりその中で重さで着用感が変わってきます。
色の選び方
基本的にはビジネスシーンでのご利用の場合はダークネイビーをお薦めしております。 ビジネスシーンで一派的な色はネイビー、チャコールグレー、ブラックが主な色になっておりますがブラックはフレッシュ感が強く出てしまうこと、チャコールグレーは少し疲れた感が出てしまうのでビジネスではネイビースーツが一番使い勝手がよく印象も良い色であります。 また、色は原色に近づくほどカジュアルになり、中間である原色に白が混ざった色(ペールトーン)原色に黒が混ざった色(ダークトーン)はカジュアルとフォーマルどちらの要素も持った色であり馴染みやすく使い勝手の良い色です。
柄の選び方
柄はチェック柄が一番カジュアルなデザインで中間のビジネスっぽい雰囲気なデザインのストライプ、無地が一番フォーマルなデザインになります。 ビジネスでの利用であればビジカジや私服での利用の場合はチェック柄が向いており、ビジネスではストライプ、結婚式やパーティーシーンでは無地が好ましいでしょう。 しかしビジネスシーンでは職場の雰囲気や会社の規定によって変わってくるのでそれに合わせてスーツは選びましょう。
ベストの着用シーン
ベストの着用シーンとして一番多いのは結婚式などパーティーシーンでの利用です。ですが今一番お薦めしたいのはビジネスでのベストの着用です。ジャケットを脱いだ時でもちゃんとした印象があり体温調節が可能といった点です。ベストがあるだけで着用シーンの幅が増えるので価値は高いと思います。
ベントによる印象の違い
ベントには大きく分けて真ん中で分かれるセンターベントと、サイド2つで分かれるサイドベントとあります。 比較的既製品のスーツはセンターベントが多く一般的であるといえます。しかし後ろ姿が綺麗に見えるのはサイドベントであり細身のシルエットに適しているベントであるといえます。そのことからオーダーではサイドで選ばれる方が多いデザインです。
襟の大きさによる印象の違い
一般的には襟が太い方がフォーマルな印象になり細い方がカジュアルな印象になります。また襟とネクタイの太さはある程度合わせた方が良いのでどのようなシーンで使用するスーツなのかを明確にして選びましょう。
着用シーンを明確にしよう
フォーマルな場、例えば冠婚葬祭の場合はフォーマルなスーツを求められますし、カジュアル着として着るのであればカジュアルなものにする必要があります。もし迷ったらスタッフに聞くことをお薦めします。
ブラックスーツ・リクルート・ビジネススーツの違い
ブラックスーツ
一般的なビジネスで利用される黒無地のスーツとは異なり、より黒の深いスーツになります。ブラックスーツとビジネス用のスーツは基本的には併用はできず冠婚葬祭に使用されます。
リクルートスーツ
一般的なスーツに使われる黒無地のスーツのことを指します。基本的には礼服とは併用はできず礼服に比べると少し光沢感があるように織られているのが特徴です。近年では新卒であれば黒無地であることが多く一般企業であれば黒無地であれば差し支えないでしょう。
ビジネススーツ
ビジネススーツでは基本的に黒は使用されずネイビーかチャコールグレーが一般的です。黒はリクルートを想起させてしまう色であるのである程度のキャリアがあれば黒は避けられた方が良いでしょう。またその中でもダークネイビーが好まれることが多く締まって見える色ともいわれております。
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