ステッチの小話
この記事の内容は、
2020年8月3日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1565日)
2020年8月3日当時のものです。
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(1565日)
いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
長かった梅雨も明け陽射しが強い日が続いております。
さて本日はスーツにおいてのステッチについて話をさせて頂きます。
スッテッチは大きく分けて2種類のステッチがございます。
①AMFステッチ
手縫いで入れたようなステッチで、凹凸感がありスーツに高級感を持たせてくれます。
②ミシンステッチ
目の詰まったミシンで入れたステッチで、内側に入れるほどカジュアルになり、衿外側に入れるほど高級感が出ます。
スーツが手縫いが主流の時代から作られているので、手縫い風なAMFステッチの方がクラシカルであるとされていますが、手縫いが主流の時代からミシンが登場した時代は大半を手縫いで縫製し、衿の部分のステッチだけミシンで飾り付けるというのが主流でありお洒落とされていました。
今ではミシンでの縫製が主流であるので時代は逆行し手縫い風のAMFステッチがお洒落とされております。
ステッチも歴史や時代によって捉えられ方も変わってきているのですね。
オーダースーツSADAではAMFステッチもミシンステッチもお仕立てが可能でございます。
ぜひ一度ステッチを入れてみるのはいかがでしょうか。