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【基本のキ!】オーダースーツ、生地はどうやって選ぶの?

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年2月14日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(673日)

こんにちは、いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。

以前【初めての方、必見!】オーダーの流れというブログを投稿しましたが、

今回はその中での第2ステップ!オーダースーツを仕立てるときの生地の選び方をご紹介します。

オーダースーツは、量販店などでのスーツ選びとは全く違います。百聞は一見にしかずと言いますが、ご来店の前に!初めての方にはぜひ!ご一読いただきたいと思います。

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    【目次】
  1. ”完成しているもの”はありません
  2. 生地の陳列
  3. 大判生地タイプのメリット・デメリット
  4. ブックタイプのメリット・デメリット
  5. 最後に

「この生地で、出来上がっているものを見せてくれませんか?」

よく皆さまからこんな質問をいただきます。

答えはNoです。

当店に限らず、オーダースーツを販売しているお店には完成している商品を置いているところは少ないと思います。なぜかというと、スーツ生地というのはシーズンごとに入れ替わってしまうので、その都度サンプルを用意することはできないのです。

それをしようと思うと、膨大なコストと売り場面積が必要になってしまいますからね<(_ _)>

その為、ここからはオーダースーツでの生地選びについてご紹介していきます!

では、実際に生地はどう陳列してあるのか。

陳列タイプには2種類ございます。

1つ目は、実際に1着スーツが仕立てられるほど大きな生地を陳列するもの。

気になる生地があれば、もっと大きく広げてご覧いただけます。

2つ目はこのような”ブック”と呼ばれるブックタイプです。

様々なメーカー様の生地がシーズンごとに1冊にまとめられています。

まずは大判生地タイプのメリットから。

このタイプは壁にぎっしりと飾られているので1度に複数の生地をご覧いただけます。

また完成している商品は無いものの、実際に生地を肩からかけることが出来ます。

顔周りの印象や、顔色との相性を確認できたり、肩から足元まで生地を広げるので全体の想像がしやすくなりますね。ご自身で鏡をご覧いただくだけではなく、お連れ様などにもみて頂けるのもメリットです。第3者からの目線は参考になりますからね。

壁にかけられている状態と広げた状態では、生地の雰囲気や見え方に違いが出てくることもありますので、ぜひ一度お試しいただくことをオススメします。

では大判タイプのデメリットとは。

大きな生地を陳列する分、売り場面積などの関係で数が限られてきます

もっとたくさんの生地が見たい!という方には物足りないかもしれませんね。

お次はブックタイプのメリットです。

こちらは何と言っても、生地の豊富さですね。

1冊に数百以上の生地が収められています。

ただデメリットですが生地見本はこの大きさしかないので、肩からかけたり広げたりといったことはできません。スーツをお仕立て慣れている方・色や柄のご希望がハッキリとしている方などにはオススメです。

どちらかとういと上級者向けかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか?

スーツを初めてお仕立てになる方や、どんなスーツがいいのか想像がつかない、といった方には少しハードルが高く見えてしまうかもしれませんが、スタッフもアドバイスさせていただきながら進めていきますので、ぜひお気軽にご相談くださいね♪

どうしても想像がつかなさそう…という方は、サイズなどはひとまず置いておいて、事前にスーツの生地感や柄などを知るために量販店なので既製品を見てきていただいたり、雑誌などをご覧いただきあらかじめ「こんなのがいいな」とイメージが湧かせてみる、のがオススメです。

ただいま春夏の新作生地が続々と揃ってきておりますので

ぜひご相談だけでもお気がるにお立ち寄りくださいませ(^○^)